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蔵元:レミ・セデス/REMI SEDES
ワイン名:キュヴェ ノエ 2019/CUVEE NOE

極めて寒いミュスカデの地が生み出す、
濃密&ピュアなガメイ!

商品No.3BOFR3-1-19
産地フランス ロワール 

品種:ガメイ

土壌:シルトに風化した花崗岩土壌

醸造・熟成:
除梗したぶどうを破砕後、
グラスファイバータンク内で15日間醸し発酵、
その後同タンク内で6ヶ月間のシュール・リー熟成。
清澄、フィルターなし。SO2無添加。

一口飲んで驚いた!
まるで南仏の大陽を浴びたジューシーさ。
ミュスカデの冷涼な産地でこの凝縮感、凄まじい・・・。

煮詰めたブラッドオレンジのような凝縮した香り。
ガメイに適した花崗岩質土壌、
かつ冷涼地だから早熟なガメイもゆっくりしっかり熟す。
この濃密な果実味と伸びやかな酸が、この地に適したガメイだと物語る。
純粋なレミをそのまま映したような、
一点のくもりもないピュアな果実の液体!

2013年にリリースしたレミのファーストキュヴェ。
ワイン名の由来は、息子の名前とノアの箱舟から。

蔵元
レミ・セデス
生産者名
レミ・セデス

ミュスカデという寒い地でのワイン造りを極めると、
かつて類を見ないワインが出現した!


≪BMO代表 山田のメモより≫


■人柄、蔵元■ 
2013年にペイ・ナンテのこの地にドメーヌ設立。同時に初ヴィンテージ。
出身はジュラ。なんとアコーディオン奏者だった。父母はパリで学校の先生。
2004年からボルドーに6年いた。栽培が好きで農業大学で学ぶ。
その時出会った妻がナント出身だったことから、ロワールへの縁が出来る。

元々林の管理の仕事をしたかった
→それがミュージシャンへ転身
→植物への想いがつのりブドウを選んだ。
理由は難しいから
→ボルドーへ。

真面目で、人なつこくて、繊細な芸術家肌なレミ。

「日本人は繊細なんだろう?」と、
少しでもシワがよったキャップシールのワインは、日本向けには入れない。
こんな真面目なフランス人初めてだ!

ボルドー時代は、孤高の自然派シャトー・ルピュイでも働いた。
農協での経験も積んだ。

だが、彼がのめり込んだのは、ロワールの酸の乗った美しいスタイル。

「ミュスカデは若い人にとって夢がない。苦しい土地、寒い、雨もある。
だからこそ、そこで素晴らしい自然なワインを造りたい。」

ナントのガメイの名手「パネオリ」から、この地ならではのガメイの本質を得た。
パネオリは高齢。才能ある若手に伝えたい。いずれ引き継ぐ可能性も。
昔ながらのワインが大好き。それが際立つ自然派だった。

自然派総帥ともいえるジャック・ネオポールとも親交が深い。


■畑■
ガメイは花崗岩が大好きなぶどう。その真髄を体験。
大西洋から60kmで海が近いことによる塩気的ミネラルが伸び伸び!
ロワールの最高峰の畑に見られる黒い岩盤の火山岩も存在する。
プレ・フィロキセラも多くある。ボージョレーと同じ品種のガメイ。

当初1.5ha育てていたムロン・ド・ブルゴーニュは全て若手生産者に手渡し、
今は2.5haのガメイにだけに全エネルギーを注ぎ込んでいる。
今後、シスト質土壌に白品種を1ha植える予定!(品種は未定)

畑に優しく、また自身が腰を痛めたこともあり、畑は2頭の馬で耕す。
馬は土を潰さない、ストレスを与えないのは間違いない。
特にガメイの古木は馬でやらねばと考えていた。
「命を使って、命を育てる」よう心がけている。

枝の先端=触覚は切らない。
(自然栽培の最先端。ラングロールも同じことを言っている!)
ビオディナミを取り入れ、全て手摘みで収穫。
畑で完全に選果を行う為、トリアージュ台(選果台)は必要ない。
手間暇をかけ、徹底してぶどうへのダメージを最小限に抑える。

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