BMO輸入ワイン |
蔵元:カルロ・ノーロ/CALRO NORO ワイン名:オンチャ・ロッサ 2020/ONCIA ROSSA |
---|
ラツィオ伝統品種チェザネーゼ!超長い余韻・エレガンスが圧倒的!
商品No. | 3BTIY15-2-20 | 色 | 赤 |
---|---|---|---|
自然派カテゴリ | ビオディナミ(バイオダイナミクス) | ||
産地 | イタリア ラツィオ |
品種:
チェザネーゼ・ディ・アッフィーレ
栽培・醸造:
標高300m、樹齢10-30年。
赤い粘土を含む火山性土壌。
4-5日間マセラシオン。マロラクティック発酵有。
ステンレスタンク10ヶ月、瓶詰後3ヶ月熟成。
鮮烈なフランボワーズ!
赤果実の香りがとてもチャーミングで、色気がある!
その後に突き抜けてくる圧倒的な旨み!!
柔らかな出汁というより、力強く、濃いコンソメのような旨み。
果てしなく続いていく余韻にうっとりする。
味わいのバランスが素晴らしく、
ナチュラルで柔らかさがありながらも透き通るような味わい!
チェザネーゼは
古代ローマ時代の法王にも愛されたという歴史の長い品種。
蔵元 |
---|
カルロ・ノーロ |
生産者名 |
カルロ・ノーロ シモーネ・ノーロ ヴァレリオ・ノーロ |
ヨーロッパ各国、六百軒の農家を指導!
三十年かけて、条件が悪い土地でこそビオディナミコが活きると証明!
「農業」はノーロ家のルーツ!
創業者カルロ・ノーロはイタリア、ビオディナミコ界の第一人者。
1950年、ラツィオ州フロジノーネ県ピーリオ生まれ。
生家は代々の農家でぶどうとワイン、オリーブオイルを造っていた。
カルロの両親は三年続いた干ばつにより、
カルロが12歳の時に農業を捨て家族共々トスカーナへ移住。
トスカーナで育ったカルロは美術専門学校卒業後、ローマに移り印刷所を開業。
事業が多忙を極める中、自分の時間を生きるため会社員の道を選び銀行勤務に。
しかし農業はノーロ家のルーツ。トスカーナに移り住んでも脈々と農業は続けていた。
カルロ自身十数年の会社員生活の間もそのルーツ・土地への情熱を失うことはなかった!
そうして祖父母がまだ暮らしていたラツィオに戻り、農業を始めたのだ!
カルロ・ノーロの歴史
1980年、ピーリオで農園を開業。
オーストラリアでビオディナミコを大成功させたポドリンスキーと親交を深める。
ポドリンスキーから、
良いプレパラートがなかったヨーロッパ向けに「プレパラート作り」を薦められ事業化。
2013年にはAssociazine culturale Professione Biodinamica
という名のビオディナミコ研修センターも立ち上げた!
現在ぶどう栽培、ワイン造りを担うのはカルロ・ノーロの息子たち。
シモーネ・ノーロ(37歳)&ヴァレリオ・ノーロ(35歳) 二人とも醸造家!!
カルロ・ノーロが実施するビオディナミコとは?
カルロ・ノーロが実践するビオディナミコは、
絶え間ない実験を重ねるビオディナミコ!
その一例にこんなものがある。
1995年、彼が2度目に購入した土地は湿度が高く、さらに寒く、農業には不向きな土地だった。
購入以前に行われていた慣行農業により土地は疲弊。
トラクターの車輪が5cmも土に沈まないほど土壌が硬化していた。
そんな土地で約30年の時間をかけビオディナミコを実践した結果、
あれ程硬かった粘土土壌は手で掘れるほど柔らかくなった!
普通は農業が難しい場所でこそ、ビオディナミコが生きることの証明となった!!
カルロ・ノーロ農園はイタリア最大規模のビオディナミコの実験農場なのだ!
現在まで600軒の農業経営者/農家にビオディナミコを教えてきた。
講義していることをあえて条件の悪い自分の農園で実践し、
結果を見せることでビオディナミコの力を証明している。
講義にはイタリアのみならずヨーロッパ各国から聴講者が集まる!
極限まで「自然」なワイン造りに挑んでいる!
現在は銅なしでぶどう栽培ができるのか、ワイン造りもできるのか実験中!
ぶどう栽培において銅は防除の助けになるが、
ぶどうがそれに慣れてしまうと「体が怠けた状態」になる。
また農園の粘土で作ったアンフォラで、銅を使わず栽培したぶどうをアンフォラ仕込み。
極限まで人工物・金属を廃したワイン造りに挑戦している!
カルロ・ノーロとは?
創業1980年、イタリアのビオディナミコ農業を牽引してきたパイオニア!
そのモットーは、【今のためだけではなく、将来の世代のために】
過去50年の間に破壊されてきた農地の本来の力を取り戻すため、
ビオディナミコ農業の啓蒙活動を進めるとともに実践してきた!
ワイン造りへの考え方――――――――――――
【全ては畑で生まれるぶどうの質を「損なわない」ため。】
その考えの根底にあるのは、良いぶどうからしか良いワインは造れないという想い。
さらに言うなら、「ぶどう」が良ければ他に何もしなくてよいということ!
調和の取れた、完璧な自然の中で育った作物は色も形も全く欠点が無い!
だからこそ、ビオディナミコ実践の先にゴール(良いワイン)がある!!
①ワインは土地が全て。全ては土地から生まれる。
②目指すのは誰が飲んでも美味しい、欠陥のないワインを造ること。
良いぶどうを収穫することができたら、ワイン造りの段階で特別なことはしない。
カルロ・ノーロ農園のぶどうをそのままワインに!実践しているのは下記↓
・アルコール発酵時SO2無添加
・マストへの添加物無し
・野生酵母で発酵
・ワインの清澄、安定化はせず、時に任せる。ワインが時を経て自然に安定した時にボトリング。
・生産本数2万から2万5000本。自然に造ることができる本数のみ生産