BMO ワイン
BMO輸入ワイン 蔵元:カサ・デ・ウコ/CASA DE UCO
ワイン名:サルヴァヘ オルガニコ ティント・デ・グリ 2021/SALVAJE ORGANICO TINTO DE GRIS

ピノ・グリを赤ワインとして表現した意欲作!

サルヴァヘ オルガニコ ティント・デ・グリ 2021
商品No.3BKAR1-3-21
産地その他 アルゼンチン メンドーサ 

品種:
ピノ・グリ

栽培・醸造:
気温が低い夜間に、すべて手摘みで収穫。
ステンレスタンクで低温発酵。
一部コンクリートタンクで6ヶ月熟成。

ピノ・グリを果皮と全房で醸し、赤ワインとして表現!
高標高な産地の特性を活かした冷涼さが特徴。

外観は濃いピンクにオレンジが差す、魅惑的な色調。
オフフレーバーは全く無く、小粒のベリーや森のような爽やかな香り。
ラズベリーティーのような優しい酸。
程よい苦みを伴う、ジューシーな旨味がたっぷり!
フレッシュな味わいとのバランスがとれた、
心地良いタンニンが魅力的!

グリル・チキンや、バインミーなどエスニックにも。
赤身の魚(ピンポイントで言うとカツオ!)にも◎

ピノ・グリの醸しスタイル・・・この色調・・・
あのゲシクトの「フェニックス」を髣髴とさせる・・・
ニューワールドでは「ピノ・グリージョ」という
イタリア語表記が多い中、この蔵元は「ピノ・グリ」表記。
何かアルザス方面をイメージしているのだろうか。。。

カサ・デ・ウコ
カサ・デ・ウコ
蔵元
カサ・デ・ウコ

注目の産地“ウコ・ヴァレー”より
大発掘!クラシックとナチュラルの垣根は崩壊した!


【CASA DE UCO (カサ・デ・ウコ)】
アンデス山脈の麓、1,250mに位置。
「世界最高標高」といえる畑と石がちの土壌が特徴。
暑いと思われがちなメンドーサにありながら、
酸が十分に保持されることで味わいはよりフレッシュに!

山脈部から低地に流れ込んだ沖積層が中心の土壌。
狭いエリアに様々な土壌が入り込むため、多様な性質の畑を持つ。2009年から植樹をスタート。
ぶどうの個性を引き出すために自然栽培。
醸造においても微量の酸化防止剤以外の添加物は一切なし


また「サステナビリティ」にも力を入れていて、
水や環境、経済的な配慮を常に欠かさず、広い視点での持続可能性を維持。特に水。
地球温暖化による雪解け水の減衰、ダムや井戸は権利の問題もあるなど、非常に過酷な環境。
どれだけ貴重なワインなのか、こういったことからうかがい知ることができる。

MWの中でもアルゼンチンを含め有数な権威ティム・アトキンが、
オレンジワイン(スキンコンタクト=裏面記載)を賞賛

またRパーカーの次世代を継ぐと目されるジェームス・サックリングが
極めて高い位置にランクインさせる
など、世界最高権威さえ惚れ込むナチュラルワイン


【メンドーサはどんな産地?】

メンドーサは人口100万人、首都ブエノスアイレスに次ぐ規模。
イタリアなど欧州の文化を強く感じる街並みや、洗練された料理が印象的な都市。
最大の産地メンドーサは、なんと国全体のワイン生産量の7割を占める。
ぶどう栽培面積は14万ヘクタール(これはなんとボルドーの1.5倍!)。
500~2000mとかなりの高低差が生じ、暑い地域から涼しい場所まで気候も様々。
ボルドーが左岸右岸でスタイルが違うように、実はメンドーサという産地もエリアによる違いが明確

【ウコ・ヴァレー】
そのメンドーサの中でアンデス山脈に最も近い!
そしてその恩恵を最大限に受ける場所がウコ・ヴァレー。
標高が高く、寒暖差が大きいため、酸が保たれた非常にフレッシュなワインが出来る!
その反面、日射量は多く、
紫外線が強いとぶどうは子孫を残す(種子を守る)ために果皮が厚くなりタンニンは多くなる。
一方、強い日射で光合成がどんどん進むため、ぶどうはしっかりと熟してとても滑らかに!
灌漑用水は【アンデス山脈の雪解け天然水!】その水にはアンデス山脈由来の石灰分が加わる。
つまり、ここでは【灌漑自体が一つのテロワール】と捉えることが出来る!
そう、灌漑となってもナチュラルな造りができる

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