BMO輸入ワイン |
蔵元:クリストフ・パカレ/CHRISTOPHE PACALET ワイン名:ヴァン・ド・プリムール 2018/VIN DE PRIMEUR 2018 |
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今年のバッカスは俺たちの味方だ!
日本の皆さんを思って新しい新酒を造るよ!
商品No. | 3BOFR15-5-18 | 色 | 赤 |
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産地 | フランス ボージョレー |
品種:ガメイ
2018年のぶどうは品質も収穫量も最高!
昨年、一昨年と雹害で収穫量が激減しただけに、クリストフも笑顔の収穫!
2018年は例年のボージョレー・ヌーボーに代わり、初リリースのヴァン・ド・プリムールが日本限定で入荷!
11番目のクリュとなるはずだった幻の村、ランティニエの区画から作られる、この特別なキュベの全てをお伝えします!
ランティニエとは…
11番目のクリュとなるはずだった幻の村。
この場所は20~30cm下は岩盤になっているような、実に痩せた土地である為、100年の古木でも細い。
根は水を求めて岩盤を打ち砕き、100年の歳月かけて地中深く伸びていきました。
尊いミネラルを地層の深いところから果汁に運んでくれるのです。
樹齢
樹齢は1/2が樹齢60年以上のヴィエイユ・ヴィーニュ、1/2が樹齢5年。
若いブドウを絶妙に配合することで、アルコールを11.5度位にまとめ上げ、全体をさらに伸びやかにするクリストフの神業!
自然醸造のガメイ
農薬、化学物質を使わないからこそ、自然醸造のガメイしか持ち得ない素晴らしい伸びが現れるのです!
初リリース!
今年のクリストフは初リリースのヴァン・ド・プリムール…!
それがなぜできたのか、どのようなアツいパッションが詰まっているのか…
詳しくは下記をご確認ください!
今年BMOのヌーボーは生まれ変わります!
代表山田が語りつくす!
クリストフから日本限定キュヴェ ヴァン・ド・プリムールが登場!
~悲運の天才~
クリストフはいわば悲運の天才ともいえる。
「パカレ(従兄弟)」の名前を出せば、フィリップが壁になる。
初期は「マルセル・ラピエール(伯父)」がラベルに連名だった(知る人ぞ知る)。
「造っているのは自分なのに、、、」と思わなかったのだろうか?
(このセリフ、深い事情が隠れています)
「自然派の究極の目的は、テロワールを表現すること、自分の思いを伝えること。」
だからボージョレーも、モルゴンはラピエール、フルーリーはメトラというふうに、クリュ(村)と、名高い巨匠たちの「組み合わせ」が出来てきた。
器用すぎるクリストフクリストフは器用過ぎた。
「マルセルはモルゴンだから、ほかは俺がやるよ!」という約束通り、彼のフルーリーは畑通りの力強さ。
シルーブルは評判通りの超絶な美しさをたたえた。すごい!
しかし、だから彼のアイデンティティは、どこの畑なのだ?というイメージもついてしまった感がある。
~彼の畑を見抜く目~
ブドウと対話するハートの凄さは、誰もかなわない。
あれだけたくさんのクリュ・ボージョレの違いをハートで聴き続け、ワインという液体に詰め込める人などいなかっただろうから。
私は、そんなクリストフに光を当てたかった。
その強い思いが2015年爆発した。「スペシャル・キュベ」として。2015年はコート・ド・ブルイィ。
圧倒的な密度感はガメイの想像をぶち壊した。翌2016年はムーラン・ナ・ヴァン。
どんなストレッチをしても折れないようなしなやかさ!
この2つのワインは熱狂をもって迎えられ、ガメイというブドウの世評を超えて、たった1週間であとかたもなく消えてしまった。
実は、話したいことがある。この2つのワインは、ある男がいなければ到底なし得ない偉業だったのだ。
この男は、クリストフが造り上げる究極の作品を、芸術ともいえる高みにもっていってしまった。
~天才 ドゥニ・ペノ~
ドゥニ・ペノ。パリの3星「ロブション」のソムリエにして、フランスソムリエコンテスト準優勝。
かたわら本業は芸術家であり、彼の描く絵画は見る人の心をぞっこん奪ってしまう。
そんな天才は、ある旅で、なぜかマルセル・ラピエールに心奪われ住みついてしまう。
今までの名誉を投げ捨てて。ドゥニは、1990代からラピエールを側で見続けた。
知る人ぞ知る彼の兄は、ミュスカデのマルク・ペノだ。マルクは心から「弟ドゥニは天才だ」と認める。
ドゥニは、5年前からクリストフと本格的に手を組んだ。マルセルを長く深く見てきたドゥニ。マルセルの寵愛を一身に受け、その根っこを表現できるクリストフ。2人は二人三脚でワインを造り始めた。
あの特別なコート・ド・ブルーイィとムーラン・ナ・ヴァンは、ドゥニがラベルを描いた。
共に造ってきたドゥニならではの強い思いは、荘厳なラベルでワインに命を吹き込んだ。
~山田の閃き~
「ヌーボーを造ってもらえないだろうか、、、」ある朝、シャワーを浴びながら閃いた思いは、すぐにクリストフのところに届いた。
「もちろん、ドゥニが魂を吹き込んだヌーボーで」
クリストフは、頼まれごとには、まず「ウィっ」だ。(この人間のデカさが彼の真骨頂)
で、ドゥニはどんな思いを吹き込んでくれるのだろう?
ドゥニが描くのは、クリストフが蔵を起こした時から大事に大事にしてきた、あれだろう、、という予感はあった。
クリストフが1番大事にしていた、村の古老から買い込んだ、あのプレス機。
クリストフの象徴ともいえる、搾汁にもっとも手間と時間がかかる圧搾機だ。
その2人が一緒に2018年のガメイを育て、仕込む。彼らの心根に、今年
のヌーボーに対して特別な感情が生まれるのは、明らかだ。
今年は、数年来苦しめられた霜、ひょうは無く、すさまじい新酒(プリムール)が期待できる。
繋がる人の想いが詰め込まれた新酒・・。
もはや、bioとか自然とか、、忘れてしまいそうになる。
11月、飲んだ時に震える自分が思い浮かんで消えない。
~スタッフ ウエタの~
クリストフ・パカレ最新訪問レポート!
-今年のヌーボーは超特別!美味しく仕上がらない訳がない!!-
親日家で2年に1度は来日してくれるクリストフとは何度かお会いしていますが、今回初めてクリストフのフィールド、ボージョレで会うことができました!
お恥ずかしながら、ボージョレを訪ねるのさえ初めて。
しかも訪ねた日は、まさかのコート・ド・ブルイィの収穫の真っ只中。
収穫を少し手伝わせてもらいました。
借りた器具はserpette( セルペット)という小さな鎌。
昔ながら鎌で、ガメイの柔らかい梗はサクサクと切れます。(南仏のぶどうなら考えられない!)
百聞は一見に如かず…
クリストフ本人から今年のぶどうは出来が良いと聞いてはいましたが、コレ本当!!!
美しいぶどうからオーラが出まくっていました!
美味しいヌーボーが出来上がらない訳がない!
そう思ってセラーでテイスティングさせてもらったボージョレ・ヌーボー・べべの美味しいこと美味しいこと。
まだまだジュース状態でしたが、半端じゃないポテンシャルを感じました…!
蔵元 |
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クリストフ・パカレ |
生産者名 |
クリストフ・パカレ |
すさまじい経験と血筋、天才的な感性。
今、最も信頼できる自然派ボージョレーの総帥。
~自然派ボージョレーの総帥~
クリストフ・パカレは自然派ワインの父と言われた
故マルセル・ラピエールの甥であり、最も著名な自然派ワインの
生産者フィリップ・パカレのいとこであり自然派ワイン界のサラブレット。
自然派トップ醸造家として年齢を重ね、常人ではありえない経験をくぐり抜けたクリストフ・パカレ。
難しい年を乗り越えてきた自信がある。
ラピエールの息子マチュを含めたこの3人は、常に傾向と今後の予想、
お互いのありったけの情報交換と対策を話し合うことを欠かさない。
ボージョレー、ブルゴーニュの自然派を支える
真のトップ3人が知恵を絞り、「果実の真実」を塗り変え続ける。
~クリストフ・パカレ訪問レポート~
蔵を訪れた際、「すぐに畑が見たい!」とのワガママに応えてくれたクリストフ。
ボージョレーを入念な解説付きでドライブしました。
畑ごとの個性が素晴らしい中、とってもチャーミングでグラマラス、個人的に大好きだったのがフルーリー。
フルーリーの畑を見て「1番好きだよ!」と伝えると、
「本当かい?僕も大好きなんだよ!自分が表現したいのは、
こんな優しくて、ガメイの底力が表現できたワインなんだ!」と、意気投合!
その日から私が宿泊するクリストフの叔父であるマルセル・ラピエールの醸造所。
偉大なファミリーは、急に訪れた日本人に、嫌な顔一つせずに接してくれ、感激の滞在でした。
(最終日に)別れを惜しんでいると、クリストフは車へ戻り、一本のワインを。
「コレが好きなんだろ?今夜飲みなよ!」と、満面の笑みで、
まだ瓶詰め前のフルーリーを差し出してくれたのです。
涙が出るほど嬉しかったです。夜飲みながら、「ガメイって本当に凄い!」としみじみ、、、。
マチュ・ラピエールからも兄貴のように慕われる、クリストフの温かい人間味を感じた瞬間でした。
クリストフのワインを飲む度に、あの優しくも強い炎に燃えた笑顔を思い出します。(終)
クリストフのガメイは、完璧なBIO栽培で、酵母も二酸化硫黄も加えず醸造します。
(年によりワインにより、ボトリング前に、微かな量を加える時もあります。)
だから「畑の味」「年の味」の違いがストレートにボトルに詰め込まれています。
今、自然派で最も注目されているブドウの一つ「ガメイ」。
ストレート・ガメイの本当の魅力が、いよいよ登場してきました!