BMO輸入ワイン |
蔵元:グラウ・バウメ/GRAU BAUMÉ ワイン名:ティント 2014/TINTO |
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テロワールの複雑味が感じられる、奥深いキュベ!
商品No. | 3BSPO7-3-14 | 色 | 赤 |
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産地 | ポルトガル ドウロ |
品種: トウリガ・ナシオナル、トウリガ・フランカ、
ティント・カゥン、ティンタ・ロリス
土壌: 花崗岩、石英が混ざるシスト土壌。
トゥア(シマ・コルゴとドウロ・スペリオルの間)に
位置する、キンタ・ド・ズィンブロ区画。
標高250~300m。混植、平均樹齢50年。
醸造: 除梗し発酵前に1日間のマセラシオン。
ステンレスタンクで発酵。マロラクティック発酵。
熟成: フレンチ・アメリカンオーク樽(一部新樽)で
24ヶ月熟成、9ヶ月瓶熟。
豊かな赤系果実と、カカオなどの樽のニュアンスが
バランスよく溶け込み、熟した丸みのあるタンニンと
長い余韻が感じられる。
蔵元 |
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グラウ・バウメ |
生産者名 |
アナ・マリア、ウゴ・マテウス |
ドウロを愛し、ドウロに根ざした2人が突き進む自然派!
オーナーのアナ・マリアは、ドウロで初めて瓶詰めされ売られたスティルワインを造ったとして知られる、
1989年創業のキンタ・ド・ズィンブロの3代目。
アナ・マリアは、大学を卒業後、アイルランドに4年住み、IBMで仕事をしていた。
当時はワイン造りをしようとは思っていなかった。
大企業で働くことに違和感を感じながらも、外を見たくて世界中を旅し、
その中でラオスのメコン川を見たとき、自分が求める生き方は地元にあることを確信、
ドウロに戻ることを決意した。
それからの彼女の生き方はナチュラルそのもの。
ポルトガルに戻り、2011年から手伝い始めた父のワイン造りも、
工業的なものから出来るだけ人為的介入を排除し、自然に近づけたい、
買いぶどうではなく自社畑のもののみ、規模も縮小したい、
という思いで改革を続けてきた。
そんな中で、更なる改革を進めた!
パートナーのウゴと2007年から独自のプロジェクトを始めたいと、
グラウ・バウメというプロジェクトをスタートしたのだ。
2007年に赤を、2008年に白を初めて造った。
グラウ・バウメとは、糖度の単位“ボーメ”のこと。
ドウロの伝統であるポートワインの糖度を計るのに使うこの単位。
自分たちのルーツがドウロにあること、たとえこの地を離れてワインを造ったとしても、
ルーツを忘れてはいけない、その思いで名前を付けた。
その後、スタイルや方向性を確立したい、と模索し、いったんはワイン造りをストップ。
より自然な造り方でやっていきたいという方向性が定まり、2014年再び造り始めた。
パートナーのウゴはポルト出身。元々3Dデザイナーだったが、アナ・マリアと知り合い、
彼女の生き方に惹かれ、ともにワイン造りをすることを決意した。
アナの先見の明は素晴らしい、とウゴ。
2015年、父が亡くなり、名実ともに3代目を継いだアナ。
アナとウゴは、キンタ・ド・ズィンブロの古い醸造所を改修し、
彼らにとっての理想郷でぶどう栽培、ワイン造り、そして生活をしていきたいと考えている。