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蔵元:ロマン・セー/ROMAIN C
ワイン名:AOCコルトン・グラン・クリュ 2021/CORTON GRAND CRU

24本のみ、飲み手を圧倒する芸術品

商品No.3BOFR38-7-21
自然派カテゴリビオロジック(オーガニック、有機農法)
産地フランス ブルゴーニュ 

品種:ピノ・ノワール

栽培・醸造:
南向きの畑、粘土石灰質土壌。樹齢60年。
除梗したぶどうをステンレスタンクで16日間醸し。
1年樽で11ヶ月熟成。

最低でも10年かかるコルトンの赤が
どうしてこんなに柔らかく仕上がっているのか。

驚きのしなやかさ、
思わずため息がこぼれてしまうような魅力あふれる香り。
赤いバラや牡丹、いくつもの薬草が詰め込まれたハーブリキュールに、
フルーツバスケットの華やかさ。

果実は研ぎ澄まされたようにピュアで繊細。
そこにキノコや森林を思わせる余韻の香りと活き活きとしたミネラル。
21年VTに造られるのはたったの1樽分の300本。
日本への割り当ては24本。

飲み手を圧倒するこのミネラルと果実の柔らかさを今すぐ味わいたい!
その気持ちを抑えて10年寝かせられる自信がまったくない。。。

蔵元
ロマン・セー
生産者名
ロマン・シャピュイ

これぞブルゴーニュのナチュラル・グランヴァン!

ロマン・シャピュイはブルゴーニュの出身。
お父さんはワイン造りとは関係のない職業だが、お祖父さんが畑を
持っていた。ロマンは、お祖父さんの生活に触れ、幼いころから
ワイン造りに興味を持っていた。
「―――いつか、ワインに携わる仕事がしたい。」
幼いころに芽生えたワインへの好奇心が、彼に世界中を旅させることに
なるとは、この頃は誰も想像していなかった・・・。

【好奇心から探求心に。世界中を渡り歩く!】

アルザスでワインの勉強をスタート。
2001年、次に彼が向かったのは異国の地、レバノン。
レバノンは古代エジプトからワイン造りが盛んだった、歴史あるワイン産地。
1850年以降、フランスの植民地時代には、
イエズス会の修道士がフランスのぶどうを入植し、ワイン造りを行っていたという。
そんなフランスともゆかりのある地で、醸造の研修を半年行った。
その後は、フランスのボルドー、サンテミリオンでの研修、
ディジョンでのワイン学校での勉強の他、ニュージーランド、
マールボロでの醸造(2003年)、オーストラリアでの醸造(2005年)など、
ワインを学ぶ旅を重ねたロマン・シャピュイ。

「―――もう憧れではない。自分のワインを造るんだ。」
世界各地での旅を経て、世界のズバ抜けたワイン造りが、渦のようにロマンの体に集まっていた。

そして、彼のワイン造りで、最も重要な出会いが待っていた。

【最高峰の自然派で理論派生産者、フィリップ・パカレに師事】

世界の各地でワイン造りを勉強したロマンはブルゴーニュに戻り、自身のワイン造りをスタートさせる。
その時、彼が師事し、一身に指導を受けたのが、あのフィリップ・パカレ。
故マルセル・ラピエールを叔父に持ち、マルセルの紹介で知り合ったジュール・ショヴェに3年間薫陶を受けた。

ヴァン・ナチュール界きってのエリート醸造家であり、
自身のワインにはアインシュタインのエネルギーの法則を記すほどの理論派生産者。

ロマンにとって、パカレのワイン造りは明快で理にかなっていた。
世界のワイン造りにパカレ理論&感性が合わさって、ロマン流の新時代派ブルゴーニュが確立したのだ。

彼は今でも時々、フィリップ・パカレと一緒にワインを造っている。
パカレも愛弟子ロマンの才能を非常に評価していて
「彼はやるべきことをよく理解している」と、パカレ氏。ロマンに全幅の信頼を置いている。
ロマンは独自の醸造技術を加味して、パカレ氏とは違ったミネラルと酸、
一層の複雑な果実味を表現したピノを狙っている。

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