BMO輸入ワイン
蔵元:ドメーヌ・ニコラ・ペロー/NICOLAS PERRAULT
ワイン名:マランジュ プルミエ・クリュ ル・クロ・デュ・ロワ 2020/MARANGES 1ER CRU LE CLOS DU ROIS
育て上げた樹齢80年越えのピノ・ノワール!
商品No. | 3BDFR3-2-20 | 色 | 赤 |
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産地 | フランス ブルゴーニュ |
品種:ピノ・ノワール
栽培・醸造:
樹齢88年のぶどうを含む、3つの区画のブレンド。
50~60%のぶどうを除梗。
温度管理をしながらセメントタンクで丁寧に発酵。
発酵後フレンチオーク(新樽率25%)で18ヶ月熟成。
その後、ステンレスタンクで3ヶ月熟成。
『ミディアム~フルボディ、
しなやかで生き生きとしたワインはパウダリーなタンニンに囲まれ、
円身のある余韻で締めくくられている』(ウィリアム・ケリー氏)
古くは80年を超える樹齢を持つピノ・ノワール。
ドライイチジクやサクランボ、オレンジピールの酸味。
新樽由来の上質なバターやバニラ、
ロータスやチャイといった優しいスパイスも。
華やかに広がる香りと共に完璧に熟したタンニンが見事に広がっていく!
穏やかな抽出を好むニコラ。
しっかりとしたボディがありながらも、
エレガントに楽しめるピノ・ノワール。
代表・山田のメモから
『マランジュはサントネーなどコート・ドール南の村々。
そこは、単なる掘り出しピノが見つかるエリア、
という固定観は見事に吹っ飛んだ。
絶妙なエレガント感は、南を思わせず、
コート・ド・ニュイの品格をオーバーラップさせる。
では、ニュイの中のどこか?といえば、
その豊満感から言えば、ヴォーヌ・ロマネ。
しかし、ミュジニーの洗練極まる色気も併せ持つ・・・
と言えば、言い過ぎだろうか?』
蔵元 |
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ドメーヌ・ニコラ・ペロー |
生産者名 |
ニコラ・ペロー |
樹齢じゃない。
独自の剪定で古木を育てるナチュラル栽培家がブルゴーニュに!
【4つのプルミエ・クリュを持つ、ニコラ・ペロー】
コート・ド・ボーヌの南端に位置するAOCのマランジュ。
Dezize les Maranges(ドゥジーズ・レ・マランジュ)に蔵元があるニコラ・ペロー。
家族から4haの畑を引継ぎ、2012年にドメーヌをスタート。
マランジュにある7つのプルミエ・クリュのうち、4つを持つ
(La Fussiere,Clos des Loyeres,Clos Roussots,Clos des Rois)。
4haの自社畑と並行して、他の多くのブルゴーニュの蔵元で働いていたというのだから驚き!
●「最もクロ・ド・ヴージョらしさを表現できる」
クラシックな蔵元として著名なChateau de la Tour Vougeot(シャトー・ド・ラ・トゥール)。
●ムルソーで4つのプルミエ・クリュの畑を持つ老舗ビオロジックの蔵元、
Domaine Antoine Jobard(アントワーヌ・ジョバール)。
自社畑だけでなく、来る日も来る日も畑に出て多くのブルゴーニュのぶどうを見てきたニコラ。
その圧倒的な経験、そしてぶどうへの観察力でワインアドヴォケートでは
「南ボーヌで最も素晴らしいドメーヌの一つ」と称されるように。
現在は畑を7haにまで広げることができ、2022年からは自身の畑だけに専念するようになった。
"マランジュのテロワールを最大限に表現できる方法は?"
彼がたどり着いた答えの一つが『ギュイヨ・プーサール』という剪定方法だった。
【ぶどう樹との対話から生まれる独自の剪定:ギュイヨ・プーサール】
1つの樹に2本のバゲット(枝)を伸ばすという点ではギュイヨ・ドゥーブルと同じ。
2本のバケットをバランスよく、かつ丈夫に育てるため、
1年ごとに伸ばすバケットを交互に変えていくという剪定方法。
毎年交互に枝を成長させ、バランスを保つ必要があるのだが・・・
この仕立てを採用する生産者が非常に少ない。なぜなら、非常に難しい仕立てだから。
この剪定をするためには、
ヴィエーユ・ヴィーニュ(古木)へと育っていくぶどう樹を常にイメージしなければいけない。
その年その年の考えで剪定をするのではなく、ぶどう樹の"一生に寄り添うこと"を考えなければいけない。
一度でも間違うとぶどうは理想の姿には育たない。単に樹齢が古いというだけでは意味がない・・・!
そのために必要なこと。それは徹底したぶどう樹の理解と観察。
外観だけでなく、ぶどう樹の内側を想像し、
樹勢の強さ、樹液の流れ、生育のサイクル、その全てを感じて剪定する。
まさにぶどう樹との対話!
【マランジュのテロワールを表現するために・・・】
ニコラにはそれができる経験があった。
マランジュのテロワールを理解するため、ぶどうの内面、その先を理解するために、徹底的に見てきた。
マランジュだけじゃない、ヴージョも、ムルソーも。
ブルゴーニュの数々の畑を見てきたが、2022年からいよいよ彼のマランジュの畑に集中!
ものすごいワインを造り出し始めた。
【独自選定に垣間見れる、ぶどうの観察眼!】
認証は取っていないが、ドメーヌではすべて有機栽培。
暦カレンダーを取り入れ、プレパラシオンを使用するなど、一部ビオディナミ農法を取り入れる。
カーヴは15世紀から残っているという修道士会の古い建物。自然と冷涼さが保たれている。
素晴らしい熟成ポテンシャルがありながら、
若いヴィンテージからエレガントに飲めるスタイルがニコラ・ペロー。
自然酵母を使った発酵、新樽使用は20~30%に抑えられる。
テロワールをピュアに、エレガントに表現するニコラのワイン。
独自の剪定方法から垣間見える、ぶどう樹への観察眼、そして未来馳せる思い。
それを是非とも体感してください!!