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蔵元:ニコラ・ロー/NICOLAS REAU
ワイン名:ランファン・テリーブル 2019/L'ENFANT TERRIBLE

グラン・ヴァンをも超えるフィネス。エレガントの極み!

商品No.3BOFR95-4-19
自然派カテゴリビオロジック(オーガニック、有機農法)
産地フランス ロワール 

品種:カベルネ・フラン(樹齢80年以上)

土壌:ジュラ紀の粘土石灰質土壌と砂利。

醸造:
除梗はするが、
破砕なしのグラン・アンティエで、木樽で3週間の醸し。
バリック樽にて15-18ヶ月熟成。
SO2無添加。

グラスに注がれたその瞬間から放たれる、
圧倒的な色気あるブラックベリー、スパイスのアロマ。

カベルネ・フランの伝説、
クロ・ルジャールのワインを彷彿とさせるエネルギーと、
果実の凝縮感、しなやかさには思わずため息が出る。

蔵元
ニコラ・ロー
生産者名
ニコラ・ロー

他ではありえない、1億8000万年前の
           土壌からくるミネラルのパラダイス


~花と芸術の都アンジュ~

ブルゴーニュ地方より北に位置するので寒いと想像しがちだが、
実際には温暖で降雨量が少なく、南仏以外で
最も乾燥した土地
である。

2002年からワイン造りを始めたニコラ。
アンジュの南端に8ha所有している。
その見た目からは想像できないが、23歳までピアニストという経歴を持つ。

当初は、骨格がしっかりとしたいわゆる濃いワインを造っていた。
しかし2007年、パートナーであるシルヴィ・オジュローとの出会いによって、
ワイン造りの方向性が大きく変わった。
シルヴィはディーブ・ブテイユを主宰したジャーナリスト。
その影響で、多くの自然派生産者と知り合い、繊細でエレガントかつミネラル感豊かで
旨みがのったワインに生まれ変わったのだ。

畑は、1億8000万年前のトラシアンと呼ばれる最も硬い石灰質土壌。
この辺り、昔は海で、シスト、石英、アンモナイトの化石、マンガナイト、
石灰石など、様々な要素のミネラルが混ざり合う。
こんなにも多種多様なミネラルが共存する畑は他ではありえない。

~カベルネ・フランの魔術師~

青さを感じやすいカベルネ・フランだが、
①照りつける太陽でぶどうがしっかりと熟す
②除梗はするが破砕なしのグラン・アンティエール
③果皮から青さを抽出させない為にピジャージュはしない


これにより、常識を覆すような青さを感じない繊細な味わいとなる。
カベルネ・フランの名手クロ・ルジャールを超える、究極のエレガントを醸し出すのだ。

~チャレンジは止まらない!~

新しいチャレンジとして、2013年にジョージアで800Lのアンフォラを購入、
土に埋めて醸造・熟成させている。
フランスでは、土に埋めると機械を使う事が出来ず重労働なので
地上で熟成させる人が多いが、アンフォラは土に埋めなければ意味がないと言う。
その理由は、
①温度が安定す。
②蒸発を防ぐ。
③大地のエネルギー取り込む。
これがアンフォラ熟成の本来の姿である。

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