BMO輸入ワイン |
蔵元:ドメーヌ・マルセル・クチュリエ/Domaine Marcel COUTURIER ワイン名:マコン・ロッシュ レ・ロング・テール 2022/MACON LOCHE LES LONGUES TERRES |
---|
マコン・ロッシュの伝統をナチュラルに表現
商品No. | 3BDFR6-2-22 | 色 | 白 |
---|---|---|---|
自然派カテゴリ | ビオディナミ(バイオダイナミクス) | ||
産地 | フランス ブルゴーニュ |
品種:シャルドネ
栽培、醸造:
粘土、石灰岩とマールの土壌。樹齢30年。
手摘みで丁寧に収穫したぶどうをフレンチオーク樽で発酵。
その後11ヶ月古樽熟成後、軽くフィルターをかけ瓶詰め。
LOCHEの村の昔からの呼称"LONGUES TERRES"
をキュベ名にした蔵元の看板ワイン。
香りを取ったその瞬間から、ワインの雄大さを感じる。
マール土壌由来からか、
落ち着いた重心の低さと骨太なミネラルが特徴。
柑橘のキリッとした酸の奥から、リンゴの蜜、
そしてトーストや百花蜜、白い百合など華やかさが顔を出す!

蔵元 |
---|
ドメーヌ・マルセル・クチュリエ |
生産者名 |
オクソンス・クチュリエ |
クラシック・ナチュラルの筆頭!
偉大なるプイィ・フュイッセを追随。
別角度から王手をかけた!
【マルセル・クチュリエ】
元々ぶどう農家だったマルセル・クチュリエ。
保有する数多くのマコン、プイィ・フュイッセの畑のテロワールに自信を持ち、
2005年にドメーヌを設立、瓶詰めをスタート。
マコンのフラッグシップであるプイィ・フュイッセ。
そして、マコンで最小のアペラシオンであるプイィ・ロシェ、プイィ・ヴァンゼル、
サン・ヴェラン、マコン・ヴィラージなど、
このエリアのほぼすべてのAOCに畑を持ち、なんとその全てが自社畑。
石灰岩と粘土を基岩とした土壌に砂岩や片岩が混じる複雑な断層塊。
そのテロワールの違いをクラシカルに表現した
マルセルのワインは瞬く間に注目され、ギド・アシェットで5つ星を獲得。
ドメーヌの設立から20年余りで、マコンのトップ・ドメーヌに駆け上がった!
現在、畑は32ha。樹齢は30年以上のものを中心に、
最上級の畑のものは樹齢90年にもなる古木も。ぶどうは全て手摘みで収穫。
時間をかけてゆっくりとプレスしたジュースを主に3つの樽メーカーの古樽(10-12年)を中心に熟成。
現在はマルセルの息子、オクソンスと娘クラディがドメーヌに参画している。
【クラシカルながら、徹底したビオディナミの追求!!
そこにはあのビオディナミ大家の存在が!】
次世代の彼らが取り組んでいるのが有機の栽培、そしてビオディナミの取り組み。
2018年から有機栽培を開始し、2022年にはビオディナミ農法に転換。
堆肥にはNO.502~507のプレパラシオンを調合。
また、春と秋の2回、NO.500と501の調合剤を畑に撒く。
「実は地下には雨水を貯水できるようになっているんだ。
配管によって雨水を使い、セラー温度を管理しているのはもちろん、
プレパラシオンをディナミザシオンする際の水も、この地に降り注ぐ雨水を使っているよ」(オクソンス)
プレス機、熟成樽、ストック、瓶詰機など、すべてがワンフロアで配置されており近代的・効率的でありながら、
自然環境への配慮、そして拘ったビオディナミへの取り組みを行っているという。
マコンエリアでここまで、徹底してナチュラルな造りに取り組んでいるとは…
「このエリアの重鎮であり、ビオディナミの大家であるフィリップ・ヴァレット。
トップ・キュベの一つである
プイィ・フュイッセ クロ・セルの畑は実はフィリップ・ヴァレットの畑の隣にあるんだ。
ビオディナミについての取り組みは、もちろん彼らからアドバイスをもらっているよ」
ヴァレットは、偉大なプイィ・フュイッセの領袖という存在から、
さらに、クラシック、ナチュラルをまたぎ、別格のブルゴーニュ白へ上り詰めた重鎮中の重鎮。
「単にビオ、ビオディナミというだけでは意味がないですよね。
そこに本当の意味での取り組みがないと。
その点、具体的なプレパラシオンの使用、また雨水の利用というのは凄く興味がそそられますね。
味わいにどう直結するか、科学的なエビデンスとは言えなくても、サービス側として説得力があるストーリー。
そしてこの味わいの良さ。この差は大きいです。」
―――日本のトップワインディレクター
ナチュラルワインの造り手では、大御所と言われる生産者が代替わりしている昨今。
今後は、クラシックな造り手がどんどんとナチュラルな造りに転換していく時代になっていくのかもしれません。
このマルセル・クチュリエは、まさに「クラシック・ナチュラル」の代表格となる蔵元!!