BMO ワイン
BMO輸入ワイン 蔵元:ヴァッリ・ウニーテ/VALLI UNITE
ワイン名:バルディガ 2012/BARDIGA

2012年以降は2017年まで造られていない長熟バルベーラ!

バルディガ 2012
商品No.3BTIY17-4-12
産地イタリア ピエモンテ 

品種:バルベーラ、クロアティーナ

栽培、醸造:
樹齢100年のバルベーラ。
グイヨ仕立て。Marna Tortognana (トルトーナの泥灰土)
と呼ばれる白い粘土質土壌。ブドウに香りと骨格を与える土壌。

セメントタンクで25日間醸し発酵。
MLF後、1500Lの大樽で24ヶ月熟成。瓶詰後10年熟成。

無清澄、ノンフィルター。SO2無添加。

バルディガは畑の区画の名前から。
クロアティーナを加えることでバルベーラの酸を
和らげるワインを作りたいと考え、生まれた長期熟成ワイン。

初ヴィンテージが1989年。良い年にしか造れない貴重なワイン。
造られた当時はあえて格付けも申請していなかった。

12年の時を経て熟した力強い果実味は丸みを帯び、
バローロの様な華やかな香りと、色気のあるワインへと昇華している。

ヴァッリ・ウニーテ
ヴァッリ・ウニーテ
蔵元
ヴァッリ・ウニーテ
生産者名
オッタヴィオ・ルーベ

「農業の未来」を見据え三軒の農家が立ち上がった!
40年前には誰も信じえなかった「彼らのヴィジョン」が今花開いた!


ヴァッリ・ウニーテ農園とは?

ピエモンテ州 コスタ ヴェスコヴァードに位置。
1974年、先見の明を持った三軒の農家の息子たち、
オッタビオ、エンリコとチェーザレが農業の未来を見据え共同で農園を立ち上げた。
働いても豊かにならず離農が進んだ時代を憂い、また過剰な機械化、
農薬の無秩序な大規散布などによる農業環境の破壊を不安視し始めたのが決断のきっかけ。
ワインを造れば造るだけ土地は疲弊し、結局は「離農」という負のスパイラルを絶つため、
1981年まだ規定さえなかった有機農業を開始。
40年前には誰も信じえなかった「彼らのヴィジョン」が今花開いた。

2004年ミラノ大学で農学と醸造学を学んだアレッサンドロの加入でワイン造りの転機を迎えた。
(それまでは自然栽培であっても、ワイン作りが自然ではなかった。)
これまで働いていた醸造家のもとで「してはいけないワイン造り、やりたくないワイン造り」
を全て見てきたというアレッサンドロ。
その期間に図らずも、ヴァッリ・ウニーテ農園で「本来すべきことは何か?を考え抜いた」そう。
この間、まだカステッリーナで働き始める前のイヴァン(バレナイア)と知り合い、その親交は今でも続く。
実は2023年に試験的に仕込んでいるバレナイアのフリッツァンテは、
そのノウハウをもつアレッサンドロが監修しヴァッリ・ウニーテ農園で熟成中!!

造りのこだわり
2008年からSO2 無添加、野性酵母でワインを仕込みをスタート。
大別して23ある区画ごとに行い、その後ブレンド。
クリュワインには全く興味はなく、
その年の気候が生み出す区画ごとの違い
を見極めてブレンドする昔ながらの農家の知恵を踏襲。
SO2無添加にこだわっているわけではなく、
2021年から赤では必要に応じてSO2を入れるスタンスに。

栽培品種
コルテーゼ、ファヴォリータ、ティモラッソ、バルベーラ、
クロアティーナ、ドルチェット モスカートビアンコ、
モスカートネーロ、モスカートダンブルゴ、マルヴァジアなど
地場品種のみを栽培

土壌
Marna Tortognana (トルトーナの泥灰土)と呼ばれる白い粘土質土壌。
ぶどうに「香りと骨格を与える」土壌。数百メート先にその土壌が
はっきりと見えるカランキとよばれる断崖がみえる。

セラー
農園内の建物はすでに建っていたもの、それ以外で必要なものは全て自分達で建てている。
建材はできる限り再利用のものを使用。
環境に良いもの、自然なもの、そして自園の森の木材を積極利用。
アカシアの大樽の樽材も自園の森の木。
→伐採から樽作りまで7年かかった。
ぶそうの支柱も半分は木材でそれも自園の木から使っている。

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