BMO ワイン
BMO輸入ワイン 蔵元:シュマン/SUMAN
ワイン名:マスカット・イエロー(ルメニ・ミュスカ) 2021/MUSCAT YELLOW

エキゾチックなアロマとエキス感! 

マスカット・イエロー(ルメニ・ミュスカ) 2021
商品No.3BOSL1-7-21白(オレンジ)
産地その他 スロヴェニア・ポドラウイェ 

品種:マスカット・イエロー(ルメニ・ミュスカ)

栽培、醸造:
樹齢30年以上。
2/3は腐植土が最も多く含まれた深い石灰質土壌。
1/3はテラロッサ土壌。
除梗なしの
グラップ・アンティエールのぶどうを7日間のマセラシオン。
オーク樽で18ヶ月間のシュール・リ・フィンヌ熟成。
SO2無添加。

「ルメニ」はスロヴェニア語でイエロー(黄色)の意味。
アロマティックで芳香な香りが特徴的なマスカット系品種。

パッションフルーツなど、南国系の肉厚なフルーツの香り満載!
濃縮したエキス感とマスカット由来の
フレッシュな果実の甘やかさが特徴的。
長すぎないマセラシオンで
強いタンニンの抽出はないから爽やかな酸が心地よく残る。

シュマン
シュマン
蔵元
シュマン
生産者名
ラドヴァン・シュマン

【シュマンとは】

スロヴェニアの北東部ポドラウイェ地域、
スレドニェ・スロヴェンスケ・ゴリツェ地域にあるシュマン家は
先祖代々続くぶどう農家。ワイン造りは17世紀からスタート。

第二次世界大戦中に共産党に土地を没収され現在は5.5haにまで縮小された。
今のワインスタイルになったのは2000年、2010年からは完全にSO2無添加。

当主のラドヴァンは、もともと自然や動物が大好きで獣医と農業を学ぶ為に大学へ進学するも
農薬を当たり前に使う農法や動物との共存はあり得ないという教えに疑問を抱くようになった。

学校で教えてもらうことが絶対ではない、常に別の答えを模索し研究をした。
そして全ての答えは自然にあるのでは思い植物の研究からスタート。

 
一生かけても見つからないかもしれない、と言いつつも
一つの答えとして導き出したビオディナミにおける「エコシステムバランス」
※裏面下部に詳細記載


オーガニックやビオは農薬を使わないということが最も重要ではない。
また生物の死は、農薬などの毒物だけが原因で起こるのではない。
必要以上に栄養を取りすぎた為にバランスを崩し、
エネルギー放出も乱れ死を迎えることがあると気づいたラドヴァン。

単に農薬を使わないことだけが重要ではなく、構造全体を見ていかなくてはいけない。
生命のバランスは細胞やDNAのエネルギーの放出の仕方が大切だと考える。

全ては土から!土を理解しなくてはならない!


土の中には宇宙の法則上、全く構造を変えない無数の分子がある!
その土の中にある分子の情報を理解する事が大事。
何故なら土→木→ぶどう→ワイン→人間体内→細胞というサイクルで情報を伝達していくからだ。

【病気はメッセンジャー。
農薬や薬を使って殺してはいけない】


病気から原因を追究する為のメッセージを読みとならなければ根本的に何も変わらない。
現代の農業における病気や問題点は、人がバランスを崩してからしか発生していない。
植物自身が病気を治すための手助けをしてあげる免疫力を高めるための土作りが大事。

●土作り

本当に素晴らしいヒュムス(腐植土)が土壌の表面わずか1%を
形成するのにかかる時間は1000年
と言われている。
人はトラクタやー農薬などを使用し一瞬にしてそのヒュムスを破壊している。
本来テロワールを語る上でこのヒュムスが存在する事が大前提のはずだが無視して語る人間が多い。
ヒュムスはその土地の生態系を全て記憶した重要な有機物。エコシステムの大前提!

●コンポスト
羊や馬の糞をベースにグレープシードの
搾りかすと酵母を足した液体を混ぜて作ったもの。
冬は藁で保温。
若いコンポストはミミズが多く、
養分豊富なコンポストになるに連れてミミズはほぼいなくなる!
2019年に作ったコンポストは2021年から使用する予定。

●畑

1000回掘り返してもやわらかく、温かく多くの微生物が存在する畑。
農業の話をする時は、みんな病気の話をするが本来は健康な畑について話すべき!
5.55haの畑には樹齢15年のピノ・ノワール、イエローミュスカテル、
そして、周りには80種類以上の品種を混植。
ぶどう以外にも200種類以上のハーブや野菜を植えている。

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