BMO輸入ワイン |
蔵元:マルサガナ/MARZAGANA ワイン名:シエロ・イ・ティエラ 2021/CIELO Y TIERRA |
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テネリフェ島のテロワール、エキスが凝縮!!
テネリフェを120%体感できる!!
商品No. | 3BSSP17-4-21 | 色 | 赤 |
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産地 | スペイン カナリア諸島 テネリフェ島 |
品種:シラー
栽培・醸造:
テネリフェ島北部マルサガナ区画。
玄武岩の母岩と表土を風化した砂状の玄武岩が覆う。
標高350m。平均樹齢 35 年。
除梗したぶどうを、プラスチックバットで8日間マセラシオン。
ステンレスタンクで21日間アルコール発酵・マセラシオンの後、
澱抜きしフレンチオーク古樽で9ヶ月熟成。
2021年VTとは思えないグラスから漂う熟成した妖艶な香り!
どこまでも滑らかで溶け切った果実味とタンニンは
まるでコート・ロティを彷彿とさせます・・・!
しっかりとした骨格と風格を持っていながらも
口当たりは滑らかで飲み飽きさせません!
ジュール・ショヴェの言葉
「ワインは人が手をかける工程が少なければ少ないほど良くなる。」
を信条に造り上げた、彼のスタイルが裏付けされた極上の赤!!!
蔵元 |
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マルサガナ |
生産者名 |
クラウディオ |
テネリフェの伝統と遺産を守りたい!
ナチュラルに風土を表現する男クラウディオ!
自然と共に、土と触れる暮らしを実践するまで
当主クラウディオは、20歳代前半までテネリフェ島でサッカー選手だった。
その後最初の奥さんルシと出会い、結婚。新婚旅行でルシが体調を崩し、脳腫瘍だと診断される。
それから 2年、とにかくあらゆることを試して闘病、看病の日々だった。
バチカン市国にローマ法王に会いに行き救いを祈ったりもした。ルシは体半分が麻痺。
食事療法も行い、マクロビオティックを試してみたり。
クラウディオ自身が指圧を学び施したり…。あらゆる事をしたけどルシは亡くなってしまう。
この経験がクラウディオの生き方を「自然と共に、土と触れる暮らし」をと変えることになる。
その想いがクラウディオをぶどう栽培の仕事へと向かわせ、シュタイナーとの出会いもその時。
最愛だったルシの死の悲しみから立ち直ることができず、
模索していた中でシュタイナーの著『死について』に出会う。
『人間の本性は肉体と魂、そして霊から成り、人が死ぬ時、
存在が無に帰するのは肉体だけで魂と霊は生き続ける』という考えに触れ、
クラウディオは少しずつ癒されていった。
20数年前、今の奥さんメルセデスに出会い、
現在は4人の子供たちとワンちゃんと幸せに暮らす。
メルセデスとの出会いが更にクラウディオの悲しみを癒し、
子供たちにはシュタイナー教育を受けさせ、母なる大地をリスペクトする生き方を教えている。
ピエ・フランコ=樹齢250年を超えることも!
現在は島北部のラ・ペルドマ村の地主の土地で自宅を持ち、
周囲に広がる3haの畑を借り、同村に倉庫を借りて醸造所にし、ワイン造りをしている。
また、近くの同じ志の農家の高標高にある樹齢250年以上のぶどう畑も契約畑として共に栽培している。
SO2無添加で、何も引かない足さない考えで
ワイン造りをする造り手は世界的に少なく、カナリア諸島ではほとんどいない。
「温暖で高湿、酸が高くない土着品種で有機栽培なんて、SO2無添加だなんてクレイジーだ!と言われてきた。
しかし生物多様性、調和の取れた生きた土があれば可能だということを、この5年で実感してきた。」
世界にほとんど残ることのないフィロキセラ以前の
自根の畑が引っこ抜かれないよう先頭に立って活動もしていくというクラウディオ。
テネリフェにすごい男が現れた!!