BMO輸入ワイン |
蔵元:フェルム・ド・ポール・ クスティック/FERME DE PORT COUSTIC ワイン名:ピエール・ピエール・ピエール 2021/PIERRE PIERRE PIERRE |
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3つの農家のリンゴを見事に組み合わせた!
商品No. | 3BKFR1-7-21 | 色 | 白・発泡 |
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自然派カテゴリ | ビオロジック(オーガニック、有機農法) | ||
産地 | フランス ブルターニュ |
品種:
キャリソン、トレサール、ブドン
⇒イレ・エ・ヴェレーヌ県産。
外観:
緑がかったイエロー
濁り感★★☆☆☆
アルコール度数:6.5%
味わい:
イル川、ヴェレーヌ川に囲まれた場所。
アルモリカ山塊というロワールの
ペイ・ナンテにみられる花崗岩が多いエリア。
白コショウなどのスパイスに、森や土の香りなど、
どのキュベより奥行きのある香りが堪能できる。
熟した洋ナシの果実とプラムの酸味。
果実と見事に絡み合ったミネラルと、バランスの取れた味わい。
3つの農家さんのオーナーがみんな"ピエール"なのでこのキュベ名に。
蔵元 |
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フェルム・ド・ポール・ クスティック |
生産者名 |
マチュー・ルソー |
ブルターニュ原産伝統品種を追い求め、
テロワールを表現したシードル!!
ブルターニュ地方に浮かぶ小さな島、グロワ島
ブルターニュ地方の大西洋に面している島。
東西に長い、と言っても東西の直線距離が8km、幅3kmという小さな島。
ノルマンディの港町、ロリアンから船で数十分ほどの距離にある。
人口はたったの2000人。フランスでは 7 月のバカンス時期に多くの人が訪れる避暑地。
地元の人は漁業を営みながら船に乗ってのんびりとしたり、
老夫婦が土地を購入して余生を過ごしたりと、ゆっくりとした時間が流れる街。
そのグロワ島に「初めてワイナリーができる」と地元の新聞で話題になったのが、
「フェルム・ド・ポール・クスティック」のマチュー&ノエミ夫妻!
グロワ島の対岸の街、ロリアンが故郷のマチュー。
モンペイルで醸造学を学び、ワイン造りを夢見ていたマチューは、
グロワ島の農園が売りに出ているこ とを知り即断!
2017 年に新しい農園
「フェルム・ド・ポール・クスティック/ FERME DE PORTCOUSTIC 」をスタート。
ぶどう栽培を始める。
誰も知らない、 グロワ島の テロワールは?
奥さんのノエミはスイス、ローザンヌ出身。
実家がぶどう栽培農家だったため、小さい頃から農業は身近にあった。
2人の出会いはノエミの実家のワイナリーにマチューが醸造家として働きに来たことから。
ぶどうはシュナン・ブラン、ピノ・ドニス、
アルバリーニョ、フォル・ブランシュ、グロロを植樹。
12ha のうち、3.5ha がぶどう畑。
それ以外には 梨や桃、カリンやクルミな ど様々な果樹を植える他、
畑を耕す馬や豚、羊、牛の放牧も行うなど、 複合的かつナチュラルな農園造りをしている。
グロワ島は地質学上、フランス本土とは全く異なり、天然鉱物が多く発掘される場所。
畑はシスト 粘板岩がメイン。ミネラルを多く含むほか、
根が粘板岩を砕き地中深くまで伸びることができる。
収穫にはまだ時間がかかるが2022 年の今年、初めてぶどうの収穫を行い、
島では初、唯一のワイン生産者となる!!
~ブルターニュの伝統品種を追求して・・・~
リンゴはバラ科リンゴ属の種が自然に交雑されたもので、
原産はカザフスタン東部の山岳地帯。
カザフスタン東部からシルクロードを渡って西に向い、
ヨーロッパに伝わったのは今から4000年以上前と言われており、
特に6世紀〜7世紀にかけて、多くの農家が長い時間をかけて品種改良を行ってきた歴史がある。
冷涼な地域が好まれるため、フランスではぶどう栽培が困難な北部、
ブルターニュやノルマンディで栽培が盛んに行われた。
1000年以上の時を経て、今では200種を超える品種が存在する。
(シードルやカルヴァドスに使われる品種は48種)
マチューとノエミはブルターニュ中のリンゴ栽培家を訪ね、伝統品種を探し出して購入。
購入したリンゴをグロワ島に送り、島に造った小さな醸造施設でシードル造りを始めた!
リンゴに関しては自社農園を所有せず、
農家からリンゴを購入し醸造する、いわゆる「アルティザナル」。
だからこそ、自身が求める理想のリンゴを追求し、
テロワールを表現したシードルを造ることができる。
醸造施設では小さな木製の圧搾機、そしてゆっくりと搾汁できる、垂直プレスを使用。
手作業で1本ずつルミアージュ、デゴルジュマンをするという正真正銘の「クラフト・シードル」。
フィルターをかけず、リンゴの旨みの全てをボトルにつぎ込んだ液体からは、
ブルターニュの伝統品種への尊敬と愛が感じられる。
SO2を含む一切の添加物を加えないシンプルながらナチュラルな醸造。
醸造方法は変えず、リンゴの品種を変えて6つのキュヴェを造り分けている。