BMO輸入ワイン |
蔵元:アド・ヴィヌム/AD VINUM ワイン名:ウゼティア 2021/UZETIA |
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自社畑のグルナッシュはこれが最後!
単一品種でこの奥深さ、セバスチャン節サクレツ!
商品No. | 3BOFR98-57-21 | 色 | 赤 |
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産地 | フランス ラングドック |
品種:
グルナッシュ(from ラングドック)
栽培、醸造:
樹齢40年。区画の上部は石灰質、下部は赤い粘土質の土壌。
上部のぶどうは4~5日間、下部は8~9日間マセラシオン。
アカシアのトロンコニックの木樽で1年間熟成。
SO2無添加。
淡いオレンジがかったレッド。
ブラッドオレンジの爽やかさに、
フレッシュなイチゴの甘やかな果実感。
ほのかに感じる揮発酸のニュアンスが色っぽい!
同じ区画のグルナッシュだが、
畑の上部(石灰質)と下部(赤い粘土質)で土壌が異なる。
ここでセバスチャンのセンスが炸裂!
上部と下部でマセラシオンの期間を微妙に変えたのだ!
よって、単なるスイスイ系ではない、
樹齢40年の古木の旨みと、余韻に感じる複雑味と奥深さを見事に表現!
なんとこの区画は、2022年7月の山火事で全滅・・・。
正真正銘、セバスチャン最後の自社畑グルナッシュ!
蔵元 |
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アド・ヴィヌム |
生産者名 |
セバスチャン・シャティヨン |
これからのエヴォリューションが楽しみな醸造家が誕生!
2016年、セバスチャン・シャティヨンによって、蔵元『アド・ヴィヌム』は立ち上げられた。
飛び抜けた発想と行動力、今までにこの世界にはいなかった
アーティスト感覚の才能をもった若者だ。
自然派ワインとの出会い
20代のころ、ロワールのルネ・モスのところで季節労働者のような形で
4年間ほど修行を積んだのち、世界トップ50のレストラン『シャトーブリアン』(パリ)で
シェフ・ソムリエをやっていた。
彼の功績は、シャトーブリアンの見事なワインセレクションを造りあげたことだろう。
ソムリエとして、ワインを探しに醸造家を訪問しているうちに、
ワイン造りに興味をもつように。
ノルマンディー地方の田舎出身のセバスチャンにとって、
環境の良いところで生き生きと自然派ワインを仲間たちと造っている
醸造家達の生き方に感動してしまった。
ワイン造りへの決意
もともとフットワークが軽く、なんでも勢いに身を任せて行動する彼が、
ワイン造りを決心したのが2015年~2016年にかけて。
ヴァランタンの隣村に引っ越してきて、最初はヴァランタンを手伝いながら、
ついに2016年にネゴス(買いブドウでワインを造るスタイル)を設立。
醸造家仲間からぶどうを買ってワインを造り始めた。
そして、忘れてはいけないのが彼のその人脈。
周りをマキコミ、大騒ぎをしていろいろとかき乱されるのだが、
この稀代の人たらしは、あらゆる自然派の生産者から非常に愛されている。
買いぶどうも、もちろん信頼できる生産者のものや
ラングロールのエリックに紹介してもらった畑のものを購入。
使用している樽はコサールやガヌヴァのもの。
セバスチャンのワインは南仏のワインでありながら、
どことなく涼しさを感じたり、産地不明感があるのはこの為だ。
さらに付け加えると、セバスチャンはルネ・モスで修行する前は、
パンク・ミュージシャンとして活動していた時期がある。
そのせいか、彼の造るワインはまるで音楽のよう!
ドレミファソラシドの音階の代わりに、
品種と醸造法の違う液体を組み合わせて一本のワインを造っている。
正直、意味不明(笑)なアッサンブラージュも多いが、
だからこそ魅力が詰まっているのもまた事実。
自然派ワインの地平線をも動かしそうなスタイルのワインを世に出したセバスチャン。
これからのエヴォリューションが楽しみな醸造家が誕生した!!