BMO ワイン
BMO輸入ワイン 蔵元:シュマン/SUMAN
ワイン名:モドゥリ・ピノ 2020/MODRIT PINOT

己の存在が問われる、究極のピノ・ノワール!

モドゥリ・ピノ 2020
商品No.3BOSL1-4-20
産地その他 スロヴェニア・ポドラウイェ 

品種:ピノ・ノワール

栽培、醸造:
腐葉土が多い土壌。
畑で手摘み収穫したぶどうを除梗し、
オーク樽、チェリー樽で1ヶ月の醸し、熟成。
SO2無添加。

"深緑"と表現したくなるほどの、
その圧倒的な奥行きに、己の存在を問いただされるよう!

ストロベリー、プラム、サクランボの果実、
ピンクグレープの果皮のオイルに、アニス、アッサムティー、
ロータスティーなど香りと果実が混然一体となった幾層もの深み!

優美な香りから一転、
口にすると引き締まった果実の酸に「あっ!」と驚きを覚える。
控えめな果実のボリュームの奥から、
言葉にしがたい官能的な香りが身体を痺れさせていく。
余韻という言葉では表せられない、果てしなく続いていく果実。

オリーブオイルの程よいスパイスを感じながら
、口の中は、まるでビーツのポタージュのような優しい口当たり。
澄んだ果実、はち切れるほどの満載の果実、
複雑で多層的に絡まる果実など、幾多のピノの類型を超越した味わい。

「ピノだからこうあるべき」という概念は捨て去って、ワインと、
そして自分自身に向き合ることができる究極のピノ・ノワール。

シュマン
シュマン
蔵元
シュマン
生産者名
ラドヴァン・シュマン

【シュマンとは】

スロヴェニアの北東部ポドラウイェ地域、
スレドニェ・スロヴェンスケ・ゴリツェ地域にあるシュマン家は
先祖代々続くぶどう農家。ワイン造りは17世紀からスタート。

第二次世界大戦中に共産党に土地を没収され現在は5.5haにまで縮小された。
今のワインスタイルになったのは2000年、2010年からは完全にSO2無添加。

当主のラドヴァンは、もともと自然や動物が大好きで獣医と農業を学ぶ為に大学へ進学するも
農薬を当たり前に使う農法や動物との共存はあり得ないという教えに疑問を抱くようになった。

学校で教えてもらうことが絶対ではない、常に別の答えを模索し研究をした。
そして全ての答えは自然にあるのでは思い植物の研究からスタート。

 
一生かけても見つからないかもしれない、と言いつつも
一つの答えとして導き出したビオディナミにおける「エコシステムバランス」
※裏面下部に詳細記載


オーガニックやビオは農薬を使わないということが最も重要ではない。
また生物の死は、農薬などの毒物だけが原因で起こるのではない。
必要以上に栄養を取りすぎた為にバランスを崩し、
エネルギー放出も乱れ死を迎えることがあると気づいたラドヴァン。

単に農薬を使わないことだけが重要ではなく、構造全体を見ていかなくてはいけない。
生命のバランスは細胞やDNAのエネルギーの放出の仕方が大切だと考える。

全ては土から!土を理解しなくてはならない!


土の中には宇宙の法則上、全く構造を変えない無数の分子がある!
その土の中にある分子の情報を理解する事が大事。
何故なら土→木→ぶどう→ワイン→人間体内→細胞というサイクルで情報を伝達していくからだ。

【病気はメッセンジャー。
農薬や薬を使って殺してはいけない】


病気から原因を追究する為のメッセージを読みとならなければ根本的に何も変わらない。
現代の農業における病気や問題点は、人がバランスを崩してからしか発生していない。
植物自身が病気を治すための手助けをしてあげる免疫力を高めるための土作りが大事。

●土作り

本当に素晴らしいヒュムス(腐植土)が土壌の表面わずか1%を
形成するのにかかる時間は1000年
と言われている。
人はトラクタやー農薬などを使用し一瞬にしてそのヒュムスを破壊している。
本来テロワールを語る上でこのヒュムスが存在する事が大前提のはずだが無視して語る人間が多い。
ヒュムスはその土地の生態系を全て記憶した重要な有機物。エコシステムの大前提!

●コンポスト
羊や馬の糞をベースにグレープシードの
搾りかすと酵母を足した液体を混ぜて作ったもの。
冬は藁で保温。
若いコンポストはミミズが多く、
養分豊富なコンポストになるに連れてミミズはほぼいなくなる!
2019年に作ったコンポストは2021年から使用する予定。

●畑

1000回掘り返してもやわらかく、温かく多くの微生物が存在する畑。
農業の話をする時は、みんな病気の話をするが本来は健康な畑について話すべき!
5.55haの畑には樹齢15年のピノ・ノワール、イエローミュスカテル、
そして、周りには80種類以上の品種を混植。
ぶどう以外にも200種類以上のハーブや野菜を植えている。

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