BMO輸入ワイン |
蔵元:タージ/TASI ワイン名:ガルガネガ スプマンテ/GARGANEGA SPUMANTE |
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100年以上続く伝統、これがヴェネトのスプマンテだ!
商品No. | 3BTIY8-4 | 色 | 白・発泡 |
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自然派カテゴリ | ビオロジック(オーガニック、有機農法) | ||
産地 | イタリア ヴェネト |
品種:ガルガネガ
土壌:泥炭土と砂質が混ざった土壌
標高:100m
樹齢:15年
醸造:9月初旬収穫。除梗後ソフトプレス。
15℃~17℃で12日間定温発酵しベースワインを造る。
発酵終了後細かなオリとともに
20日間バトナージュしながら熟成。
加圧式シャルマータンクで
90日ゆっくりとタンク内二次発酵。
ヴェネトのスプマンテはソアヴェ(ガルガネガ)であり、
プロセッコではないと主張するタージ。
100年以上前から造られている伝統を、
最高のスプマンテとして蘇らせた!
幾重にも重なるミルフィーユのような旨みが押し寄せる、
超絶エレガントな泡。
ここまで旨みを湛えるスプマンテがあっただろうか。
蔵元 |
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タージ |
生産者名 |
ワイン造り担当: マッテオ・ファゾーリ ぶどう農園の所有者: ミケーレ・ゾルツィ 経営管理担当: マッティア・クリストフォリ |
ワインが、自然が語ってくれる…
役割が違う三者三様だから深い旨みが生まれる
マッティア・クリストフォリ
マッティアとミケーレは親同士が親友だったことから、
小さな時から兄弟のように育つ。
イタリア政府機関の仕事でミャンマーとラオスに計6年赴任し
サステイナブルな農業/食糧生産、衛生的な食品製造、
熱帯雨林の保護活動など幅広い分野で両国の国民を支援する活動に従事。
日本のJICAとの共同プロジェクトに参加したこともあった。
現在は農園の作業調整からホテルの管理まで幅広く担っている。
マッテオ・ファゾーリ
家業(ソアヴェエリアの有機ワインのパイオニア、ファゾーリ・ジーノ)を継ぐため、
大学で醸造学を学び醸造家に。
タージではワイン造りと農園経営についていつも考えている。
イタリアはもちろん南アフリカ、アルゼンチンで
長年ワイン造りの経験を積んできたマッテオは実家のファゾーリ・ジーノに戻っていたものの、
父であり高名な醸造家でもあるナタリーノさんとの反りがあわず自分の道を模索していた。
ミケーレ・ゾルツィ
投資銀行に勤務しながら、
子供のころから慣れ親しんできた自然の中で仕事ができないかを模索。
農園から出る給与は投資銀行には遠く及ばないため、
マッティアとマッテオから農園でのフル勤務は求められず、普段は知恵だけ出勤。
銀行勤務は変わらず。ぶどう畑の所有者。
タージが生まれたきっかけ
2008年頃ミケーレの父が所有していた元石灰岩の採掘場跡というとても珍しい畑で、
自然を守りながら土地の自然をそのまま反映したぶどう生産とワイン造りはできないかと、
ミケーレと当時ミャンマー駐在中のマッティアが話し始めたのがきっかけ。
農園と絶好の観光地(ガルダ湖、ヴェローナ、ヴェネツィアに近い)という
地の利を生かしてナチュラルリゾートホテルの設立を決めました。
2人の親友の決意を聞き自分の能力が役立つはずと合流することを決意したのがマッテオ。
当初は自前のワイナリーを作る計画もあったものの、
ワイン業界を知り尽くしたマッテオのアドバイスで
ファゾーリ・ジーノの設備を間借りしてワイン造りを始めることに!
マッテオは最初こそ反りが合わず家業は継がなかったものの、
息子とその親友たちのプロジェクトに賛同したナタリーノさんは、
惜しみなく協力してくれており、その関係は今も良好に続いている!
~タージ=ワイン、自然が語るからあとは黙っておこう~
「自然を守る農業」 「タージ独自の味わい」
農園名のタージはヴェネト方言で「黙る」。
ワインが語る、自然が語るからあとは黙っておこうといった意味。
農園設立当初に3人で決めた「自然を守る農業」、
「タージ独自の味のワイン」というモットーで生み出される、
心と体の奥底に響くワインの評価はどんどんアップ!
そうしてますます強固になる3人の決意。
ミケーレの財務の知識、マッティアの国際感覚と営業力、
マッテオが受け継いできたワイン造りのノウハウがそれぞれ大きく役立っている、
男の友情が輝くワインたちから目が離せない!
【標高500mにある元石灰岩の採掘場】
標高500m。標高が高く風の通り道にあたるため通年風が吹く。
自園の7haの森のほかにも周りに森が点在し絶好の自然環境。
海抜400-500m、森に囲まれた農園は別世界のような感覚に見舞われる。
約10km先には標高2000mの山岳帯レッシニア自然保護区があり、汚染のない周辺環境にも恵まれている。
もともと石灰岩の採掘場だったため土地は痩せている。
数センチ掘り返すだけで石灰岩が出てくる。
畑は年に数回自園の素材でつくる堆肥を入れるほか、
緑肥で最低限の地力を保つ。
胞子、菌糸や薬草と海藻、堆肥※1と植物片のコンポストの水溶液※2を、
防除の為に用いて銅の使用量を1kgに抑えることで※3、積極的に環境保護を進める。
※1堆肥は自園の森で放飼の5頭の馬糞から。
※2水溶液は防除だけではなく、
使い続けることで植物自体の耐性強化にもつながっている。
※3有機農法ではヘクタールあたり6kgの使用が認められ、
より厳しいスイスのBIOSWISSの基準ではヘクタールあたり3kg。