BMO輸入ワイン |
蔵元:アントニオ・マデイラ/ANTONIO MADEIRA ワイン名:ブランコ コリエイタ 2018/BRANCO COLHEITA |
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花崗岩からのミネラル感が心地よい!
商品No. | 3BSPO6-5-18 | 色 | 白 |
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産地 | ポルトガル ダオン |
品種:シリア、フェルナン・ピレシュ、
ビカル(この3品種で70%ほど占める)、
アリント、セルセアル 他 20種以上
土壌:花崗岩土壌
醸造:垂直プレスで優しくダイレクトプレス後、3日間澱を沈殿。
温度管理なし、半分をフレンチオーク、
半分をステンレスタンクでアルコール発酵。
熟成:ステンレスタンク(30%)、フレンチオーク(70%)で10ヶ月。
純粋な果実味が心地よく
味わい深さや深みと何杯でも行きたくなる飲みやすさ。
垂直プレスを使うことにより
空気とより触れらせる造りにより、丸みがありスイスイ系。
蔵元 |
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アントニオ・マデイラ |
生産者名 |
アントニオ・ジョゼ・マデイラ |
ダオンのホンモノのポテンシャルを引き出す、フランス育ちの救世主!
【造り手について】
造り手はアントニオ・ジョゼ・マデイラ。
パリで生まれ育った、ポルトガル系フランス人。
両親がポルトガル人でダオン出身、アントニオは生まれも育ちもパリ。
幼少期から夏休みには故郷に遊びにきて、2ヶ月の間自然の中で
のびのびと遊んだ思い出が深く刻まれている。
大都会パリの窮屈な生活と、自然に囲まれた山での生活のギャップはとても印象的だったそう。
パリではエンジニアの仕事をしていたが、ワインにはまり、
クラシックからナチュールまで、特にフランスワインに造詣が深い。
自然と、自身のルーツであるダオンでワイン造りをしたいという気持ちが強くなり、
2010年からダオンを調査し始め、高標高の古木の畑がわずかに残る、
ダオンのグラン・クリュともいえるポテンシャルある畑を開拓した。
2017年にはパリの家を売り、奥さんマリナと2人の娘と共にダオンに移住。
その忘れられた、しかし素晴らしいポテンシャルの産地を復活させようと、
畑を開拓・契約畑とし、素晴らしい自然派のワインを造る。
これが2011年を初ヴィンテージにワイン造りを始めたアントニオの掲げたプロジェクトだ。
「アンリ・ジャイエが、当時“ブルゴーニュらしさ”や“品質”は二の次で、大量生産が主流だった
それまでのブルゴーニュで改革を起こしたように、恐れ多くも自分もこれだけポテンシャルがありながらも、
その本当の魅力を発揮できていないダオンに光を当てたい。」
と、ブルゴーニュのやり方をリスペクトしているアントニオは言う。
そして、よりナチュラルで、感情に訴えかけ、飲み疲れせず、同時に深みのあるワイン造りを目指している。
【畑について】
畑も生態系を大事にし、認証はないが有機栽培を行っている。樹齢50~120年。
エストレーラ山脈麓のダオンのグランクリュ的なテロワールを持つ古木の畑たちを開拓。
標高500~600m。ダオンで最も冷涼なエリアで、フレッシュさとフィネスとミネラルを表現する。
すべて伝統的な混植畑で、40品種(白20、黒20)が混植されている。
合計5haの契約畑が15区画に細分化されており、
色とりどりの花崗岩、粒の大きさや触感が異なる多様な土壌がある。
この区画を開拓するにあたり、それぞれの村のお年寄りの話に耳を傾け、
一緒に畑を廻り、どの区画が昔から素晴らしいと見なされてきたかなど、伝統の智慧を大事にし、
そして、アントニオ自身の感覚で土壌、向き、樹齢などを知覚して決めていった。
とにかく、彼らとの時間をとても大事にした。
ワインはできるだけナチュラルに造る。
農薬は使用せず、造りも野生酵母で、極少量の亜硫酸塩以外は何も足さず、引かず。
「野生酵母のみでワイン造りをする造り手は、ポルトガルで1%に満たないんだ。」
本当に謙虚で勤勉で、物静かな中に熱い情熱を持ち、
様々な困難を乗り越えながらダオンでワインを造り続けるアントニオ。
ポルトガルで生まれ育ったポルトガル人とは明らかに全く異なる精神が宿り、
自分と向き合いながら自身を確立させていった彼は、
柔軟さと厳格さを併せ持った精神で、日々自然とワインと向き合い続けている。