BMO輸入ワイン |
蔵元:ニコラ・ガッタ/NICOLA GATTA ワイン名:オンブラ/OMBRA CUVEE BRUT |
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これがニコラ・ガッタのエントリーワイン。
商品No. | 3BTIY7-1-15 | 色 | 白・発泡 |
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自然派カテゴリ | ビオロジック(オーガニック、有機農法) | ||
産地 | イタリア ロンバルディア |
品種:シャルドネ、ピノ・ネロ
醸造:2015年のワインにセメント熟成の2014年を
10%ブレンドし二次発酵。
亜硫酸無添加(自然発生分約40mg/L)。
デゴルジュマンの際、ベースワインに
無精製サトウキビ糖を70mg/L添加。
赤発酵したピノ・ネロのプレスワインを5%使うため
赤い色が若干出てグレーがかった色と香り味も出ている。
コクがあり芳醇な香りが口中に広がる!
ピノ・ネロのコク、ストラクチャーを感じるが、
肝心の泡はシッカリ細かい!
父(マリオ・ガッタ)の酸化を促したより
熟成したワインとは正反対のスタイル!
(ニコラは基本的に父のワインの
スタイルが好きではないらしい・笑)
蔵元 |
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ニコラ・ガッタ |
生産者名 |
ニコラ・ガッタ |
フランチャコルタではなく、
いつも柔軟に土地の味がするワインを造りたい。
ニコラ・ガッタの目指すところは土地の味がするワインをつくること。
「プロセッコ化」とさえ言える安直な味わい路線をひた進むフランチャコルタで、
味も造りも全く違う超長期熟成のスパークリングワインを生み出す!
8ヘクタールの畑は海抜550mから650mと桁違いに高く、
平地にしか畑がない一般のフランチャコルタとは根本的に違う環境。
畑は森に囲まれ、生物多様性にめぐまれた環境。
土壌はかつての海底が隆起した石灰岩主体の堆積土壌。
標高が高いため氷河の侵食を受けることなく
石灰岩の深い地層がそのまま残っている。
この土壌がニコラ・ガッタのどのワインにも共通するミネラル感をもたらす。
☆フランチャコルタは氷河がすべての地味を
削り取っていった氷堆石(モレーン)とよばれる「味のない土地」。
低地ゆえに酸を残すため、北にありながらイタリアで最も早く収穫が行われる場所。
ぶどう造り
病気に対しては銅と硫黄(採掘したもの)の粉末のみ、そのまま使用。
年毎に違いはあるが、3回か防除していないというのは、
ぶどうが土地の気候に馴染み病気にも耐性をもっている証拠。
一方、他の数少ない有機のフランチャコルタでさえ、防除は同時期で10回を超しているとか。
「自然の力に任せて無駄なことをしない」がモットー。
ワイン造り
選別酵母は一切使わず亜硫酸無添加の年もある、自然な造り。
抗酸化物質としてタンニンを上手く使いたいため除梗せず、
ディスク式プレスだけを使いタンニンを抽出。
ぶどうが完璧に熟しているからピュアなタンニンのみ。
酸を残すために青いぶどうを使うことが前提のフランチャコルタでは考えらない方法!
自然が生み出す多様な味をうまく表現するため、
6種類を超えるスプマンテを造る。
全て複数のヴィンテージのワインをブレンドしたベースワインから生まれ、
それらのワインには多様な熟成方法を用いる。
こうすることで土地の味+自分の農園の
オリジナリティを融合させたワインを生み出している。
標高や特別な土壌構成により酸度がしっかり保たれる。
だからスプマンテであっても、酸度が保たれるため、
スプマンテであってもマロラクティック発酵を経てまろやかな酸が!
スプマンテのベースワインでMLFといいうのはイタリアでは初めてではないだろうか!