BMO ワイン
BMO輸入ワイン 蔵元:キンタ・ド・インファンタード/QUINTA DO INFANTADO
ワイン名:ホワイト・ポート/PORTO WHITE

大阪・老舗フレンチのMシェフは現地でテイスティングした時にコレがイチバン!と唸った。

ホワイト・ポート
商品No.3BSPO5-7その他
産地ポルトガル ドウロ 

品種:
ヴィオズィニョ、コウヴェイオ、
ラビカート、モスカテル・ガレコ


土壌:
シマ・コルゴ地区、非常に痩せた片岩質土壌。
急斜面の混植畑。

醸造:
アルコール発酵はラガール
(浅くて広いステンレスタンク)にて6日間ほど、
30℃ほどの温度管理。発酵途中で酒精強化。

熟成:バルセイロ(8,000L容量、100年以上の古フードル)
古樽(550L容量、50年以上)とステンレスタンクで3-4年、
生産本数 6,000本~8,000本 残糖50mg/L

ワイン・スペクテイター誌89点獲得!

20種類以上の混植畑から白ぶどうをメインに使用したすっきりとした辛口のタイプ。
ステンレスのラガールで発酵。
熟したリンゴ、フレッシュな洋ナシのニュアンスなど、濃密さと爽やかさのバランスが光る1本!

キンタ・ド・インファンタード
キンタ・ド・インファンタード
蔵元
キンタ・ド・インファンタード
生産者名
ジョアオ・ロセイラ

初のドメーヌ ポートは、初の自然派ポートだった!

【ポートワインの世界に革新をもたらせたキンタ・ド・インファンタード】
起源は1816年まで遡る。(なんと200年前!)
ポルトガル皇太子が創業した由緒ある蔵元。
このキンタを1904年に買い取ったのが、現当主・ジョアオのおじいさん。
ジョアオのお父さんが1979年からドウロで瓶詰・販売を開始したことと、
86年の法改正により、輸出を始めた!

元々ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアという町でのみ熟成が認められていたため、
未だに大多数のポートはネゴシアンが造るスタイル。
インファンタードのこの行動は『ネゴシアン』に渡さなくても、
ドウロから造れる!と地元の生産者たちに勇気を与えたのだ!


【初の自然派ポートはこうして生まれた!】

ポートワインも甘くてシロップのような飲み疲れするものではなく、
ワインとしてもっと楽しめるべきだと考えている。
アルコール発酵の期間は、通常の1.5倍!
より残糖を抑えて、よりナチュラルになるように努めている。
酒精強化のアルコール(もちろんこれもビオ!)の添加量も
通常のポートより少なくて済むので、ぶどう本来の味わいや純粋さを表現できる。
こうして、清々しく、超やわらかな口中とろけるようなポートが産まれた!

【畑について】
また、彼の畑は大手メーカーより標高の高い、
過熟しない畑をパッチワークのように持つ。
まさに、ブルゴーニュ的!
有機自然農法で栽培する畑と、それ以外も全てサステイナブル!
また、ドウロでは統制委員会により畑の格付けも厳しく、
土壌、風、日照、栽培品種、標高、向き、収量など24の要素を厳しく評価し、
各区画がA~Fまで6段階に分かれている。
インファンタードの自社畑は全てグラン・クリュ的な最高ランクAに格付けされている!


【ポルトガル国内で認められないなら、国外しかない・・・!!】

現当主であるジョアオは、「シンプレスメンテ・ヴィニョ」という
ポルトガルの最先端をいく自然派蔵元が集まる、大きなムーヴメントを主催している!
これはフランスで言うところの「ディーヴ・ブテイユ」のようなもの!
いわば、ジョアオはポルトガルのシルヴィーのような人物だ。

今や最先端に躍り出ようとしているポルトガル自然派ワイン界は、
ポルトガルではまだ完全には受け入れられていない状況のため、
国内がダメなら国外に売り出していこうと、彼は自分のワインだけではなく
ホンモノの自然派ワインを造る生産者を徹底的に紹介しまくっているリーダーなのだ!

ポルトガルの自然派ワインが国内より海外で人気があるのは彼のお陰!


●ポートワインの種類について●


【トゥニー】
小樽(ピパ)で酸素に触れさせて熟成したポートが『トゥニー』。
熟成期間は5年以上と最低熟成期間の規定がある。
トップのトゥニーはコリェイタと呼ばれ、
樽熟成7年目から瓶詰され、単一年度から造られる。

【ルビー】

大容量の樽やステンレスタンクなどを使い、
極力酸化熟成の進行を抑えることにより、
フルーツ感と若いワインの強さを引きだすことに主眼を置いたポートワイン。
ポートワインの中でも、赤ワインに近い感覚で飲める。
樽熟成期間は3年までと最長熟成期間が規定されている。

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