BMO輸入ワイン |
蔵元:アド・ヴィヌム/AD VINUM ワイン名:マロカ 2017/MARROCA |
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人間の情熱、逆らえない性、冒険などを表現!
商品No. | 3BOFR98-16-17 | 色 | 赤 |
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産地 | フランス ラングドック |
品種:
サンソー 80% (樹齢70年)、
ルーサンヌ20% (樹齢15年)
土壌:
石英、石灰、火打石などの石
醸造:
両品種混醸造。ぶどうをまず冷蔵庫で冷やしてからの低温度醸し。
グラップ・アンティエールで3日間のマセラシオン・セミ・カルボニック。
破砕無し、ピジャージュ無し、ルモンタージュ無し。
熟成:
タンクで8ヶ月間シュール・リー熟成。
◆2017年はモーパッサンがテーマ
ギ・ドゥ・モーパッサンは19世紀のフランスの有名なレアリスム作家であり小説家。
フルネームはギ・ドゥ・モーパッサンでセバスチャンと同じノルマンディー出身。
セバスチャンが生まれて20歳まで育ったイヴト村にモーパッサンは家を持っていた。
彼の幼なじみの家族が今その家に住んでおり、幼い頃から遊びに行ったり、飲んだり、
語たったりしていたので、自分の故郷への愛と好きな文学を全てこめて。
キュベ名のマロカは、モーパッサンの1882年に書いた小説のタイトル。
マロカという北アフリカ・アルジェリア人の女性と、フランス人のある男性の恋と浮気の話。
しかしその浮気はその二人に悲劇を招き、マロカの夫にフランス人男性は殺害される。
情熱的でフローラルなルーサンヌはマロカを表現していて、
冷静のはずのフランス人はサンソーで表現されている。
人間の情熱、パッション、逆らえない性、冒険などを表現している。
蔵元 |
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アド・ヴィヌム |
生産者名 |
セバスチャン・シャティヨン |
これからのエヴォリューションが楽しみな醸造家が誕生!
2016年、セバスチャン・シャティヨンによって、蔵元『アド・ヴィヌム』は立ち上げられた。
飛び抜けた発想と行動力、今までにこの世界にはいなかった
アーティスト感覚の才能をもった若者だ。
自然派ワインとの出会い
20代のころ、ロワールのルネ・モスのところで季節労働者のような形で
4年間ほど修行を積んだのち、世界トップ50のレストラン『シャトーブリアン』(パリ)で
シェフ・ソムリエをやっていた。
彼の功績は、シャトーブリアンの見事なワインセレクションを造りあげたことだろう。
ソムリエとして、ワインを探しに醸造家を訪問しているうちに、
ワイン造りに興味をもつように。
ノルマンディー地方の田舎出身のセバスチャンにとって、
環境の良いところで生き生きと自然派ワインを仲間たちと造っている
醸造家達の生き方に感動してしまった。
ワイン造りへの決意
もともとフットワークが軽く、なんでも勢いに身を任せて行動する彼が、
ワイン造りを決心したのが2015年~2016年にかけて。
ヴァランタンの隣村に引っ越してきて、最初はヴァランタンを手伝いながら、
ついに2016年にネゴス(買いブドウでワインを造るスタイル)を設立。
醸造家仲間からぶどうを買ってワインを造り始めた。
そして、忘れてはいけないのが彼のその人脈。
周りをマキコミ、大騒ぎをしていろいろとかき乱されるのだが、
この稀代の人たらしは、あらゆる自然派の生産者から非常に愛されている。
買いぶどうも、もちろん信頼できる生産者のものや
ラングロールのエリックに紹介してもらった畑のものを購入。
使用している樽はコサールやガヌヴァのもの。
セバスチャンのワインは南仏のワインでありながら、
どことなく涼しさを感じたり、産地不明感があるのはこの為だ。
さらに付け加えると、セバスチャンはルネ・モスで修行する前は、
パンク・ミュージシャンとして活動していた時期がある。
そのせいか、彼の造るワインはまるで音楽のよう!
ドレミファソラシドの音階の代わりに、
品種と醸造法の違う液体を組み合わせて一本のワインを造っている。
正直、意味不明(笑)なアッサンブラージュも多いが、
だからこそ魅力が詰まっているのもまた事実。
自然派ワインの地平線をも動かしそうなスタイルのワインを世に出したセバスチャン。
これからのエヴォリューションが楽しみな醸造家が誕生した!!