BMO輸入ワイン |
蔵元:カサル・フィゲイラ/CASAL FIGUEIRA ワイン名:アントニオ 2016/ANTONIO |
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リスボアの絶滅危惧品種を贅沢に使用!豊満だけどジューシーな1本。
商品No. | 3BSPO3-1-16 | 色 | 白 |
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産地 | ポルトガル リスボア |
品種: ヴィダル100%
土壌: 粘土石灰質土壌
醸造: 除梗(約30%は全房)し、セメントタンクで
アルコール発酵の後、軽くマセラシオン。
熟成: 大容量フードルで6ヶ月熟成。
亡き夫アントニオの名前を冠するキュベ。
この地の山の村での風習で、農家の人たちが大晦日に
家の玄関横の壁に新年の幸運を祈って、
農業にまつわるものや自然や動物などの絵を描く。
その絵がエチケットにあしらわれている。
稀少地場品種ヴィダルを徹底的に選果し、
ぷりっぷりのぶどうだけを使用!
マスカットのジューシーな味わいと綺麗な酸味が心地よい。
夫婦で探し求めた樹齢100年の畑でビオディナミを実践。
亡くなった夫の遺志を引き継ぎ
女手ひとつで蔵元を切り盛りするマルタのワインは感動が詰まっている!
蔵元 |
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カサル・フィゲイラ |
生産者名 |
マルタ・ソアレス |
情熱と天性、亡き夫との絆。
かつてのリスボアにない、唯一無二のミネラル豊かなワインを造る。
【蔵元】
マルタ・ソアレスが女性醸造家として活躍するリスボンの蔵元。
リスボン北部の大西洋岸に広がるIGPリスボア、
リスボンから真北70kmのところにヴェルメーリャ村がある。
マルタのご主人アントニオ・カルヴァリョの出身地でもあり、
彼の家族が代々ブドウ栽培をしてきたエリア。
アントニオは1990年からこの地でワイン造りを始めた。
彼はボルドーで醸造を、モンペリエでブドウ栽培を学び、
近代醸造技術よりも有機的なブドウ栽培に共感し、ポルトガルに戻りブドウ栽培を再開した。
初めはフランス品種も含め、様々な品種を栽培し、テロワールを表現するワイン造りを目指したが、
市場ではその発想が受け入れられず、一度ワイナリーを閉め、アントニオの家族が畑を所有。
アントニオとマルタはその間、スペインのテルモ・ロドリゲスのガリシアのワイナリーで数年働き、
アントニオの父が亡くなると、ポルトガルに戻り再びワイン造りを始めた。
しかし、家族の畑は、家族の借金返済のため、2007年売りに出し手放すことになる。
アントニオとマルタはヴェルメーリャ村で生活しながら、土着品種の素晴らしい畑を探し始める。
そして、2007年に見つけたのがヴィタルの畑。
モンテジュント山脈、ポルトガルでは稀有の高標高300~400m、樹齢50~100年。
この畑のポテンシャルを瞬時に悟ったアントニオは契約畑とし、
ビオディナミを実践、トウリガ・ナシオナル、カステランなどの黒ブドウ品種も含め、
土着品種のみでのワイン造りに軸足を定め、リスボアの本当のテロワールを追求し始めた。
その矢先の2009年、突然の心臓疾患でアントニオはこの世を去る。
妻マルタ・ソアレスの職業は画家だが、アントニオが逝く最後の10年間は、
彼女も⼀緒になって栽培、ワイン造りをしていたため、ノウハウは持ちあわせており、
アントニオの意志を受け継いでいこう、とワイン造りを続けることを決意したのだった。
「ビオディナミ、土着のものを大切にし、畑にいて観察を続けること、それが素晴らしいワインを造る鍵だ。」
アントニオが言い続けた言葉を胸に、
「人生で根幹となるもの=農業と、芸術の世界はつながってるべき」と信じる
画家でもあるマルタのフィロソフィーを重ね、
本物を、その土地を、文化を純粋に表現するワイン造りを追求する。
【畑】
ヴィタル種の古木の畑など、いくつかの畑を開拓、契約畑として栽培。
その中でもマルタが注目したのが、山の高標高に僅かに残る畑だった。
大西洋から内陸に30kmほど、モンテジュント山脈、標高300~400m。その北向きの畑。
大西洋からの影響を直接受ける石灰土壌の畑。
平均樹齢50~100年。地元の5~6農家と契約し、それぞれの農家が小さな区画を複数所有。
毎年それら全ての畑を廻って最高の区画を選びだし、ワインを造っている。