BMO輸入ワイン |
蔵元:アド・ヴィヌム/AD VINUM ワイン名:ヨンナ! 2016/Y EN A! |
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答えはいつも「ヨンナ」!
商品No. | 3BOFR98-1-16 | 色 | 白 |
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産地 | フランス ラングドック |
品種: 樹齢30年のシラー50%、
樹齢15~30年のソーヴィニョン・ブラン50%。
(両セパージュ、ヴァランタン・ヴァルスから
購入したぶどう)
土壌: 沖積土に砂岩、砂、二酸化ケイ素・シリカ、
石英を多く含むテロワール。
醸造: 両セパージュ混醸造。ミルフィーユのようにタンクに
ソーヴィニョンとシラーを交互に入れていく。
除梗無し、破砕無しのグラップ・アンティエールで
15日間の醸し。ピジャージュ無し。
プレスしてステンレス製タンクで12ヶ月間酸化熟成。
ウィヤージュ無しで産膜酵母発生。
熟成: 上記の通り
キュベ名の「Y EN A」「ヨンナ」は、
「あるよ!」「入っているよ!」という意味。
「うん?揮発酸?かなりあるよ!」という意味合い。
確かにこのワインは揮発酸がかなり発生しているが、
産膜酵母からくる酸化ニュアンスが、その揮発酸臭を
とても柔らかくまろやかにしてくれており、
香りではそれを感じさせない、バランスのいいキュベ。
また、白ぶどうも赤ぶどうも入っているよ!ヨンナ!という意味も含む。
蔵元 |
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アド・ヴィヌム |
生産者名 |
セバスチャン・シャティヨン |
これからのエヴォリューションが楽しみな醸造家が誕生!
2016年、セバスチャン・シャティヨンによって、蔵元『アド・ヴィヌム』は立ち上げられた。
飛び抜けた発想と行動力、今までにこの世界にはいなかった
アーティスト感覚の才能をもった若者だ。
自然派ワインとの出会い
20代のころ、ロワールのルネ・モスのところで季節労働者のような形で
4年間ほど修行を積んだのち、世界トップ50のレストラン『シャトーブリアン』(パリ)で
シェフ・ソムリエをやっていた。
彼の功績は、シャトーブリアンの見事なワインセレクションを造りあげたことだろう。
ソムリエとして、ワインを探しに醸造家を訪問しているうちに、
ワイン造りに興味をもつように。
ノルマンディー地方の田舎出身のセバスチャンにとって、
環境の良いところで生き生きと自然派ワインを仲間たちと造っている
醸造家達の生き方に感動してしまった。
ワイン造りへの決意
もともとフットワークが軽く、なんでも勢いに身を任せて行動する彼が、
ワイン造りを決心したのが2015年~2016年にかけて。
ヴァランタンの隣村に引っ越してきて、最初はヴァランタンを手伝いながら、
ついに2016年にネゴス(買いブドウでワインを造るスタイル)を設立。
醸造家仲間からぶどうを買ってワインを造り始めた。
そして、忘れてはいけないのが彼のその人脈。
周りをマキコミ、大騒ぎをしていろいろとかき乱されるのだが、
この稀代の人たらしは、あらゆる自然派の生産者から非常に愛されている。
買いぶどうも、もちろん信頼できる生産者のものや
ラングロールのエリックに紹介してもらった畑のものを購入。
使用している樽はコサールやガヌヴァのもの。
セバスチャンのワインは南仏のワインでありながら、
どことなく涼しさを感じたり、産地不明感があるのはこの為だ。
さらに付け加えると、セバスチャンはルネ・モスで修行する前は、
パンク・ミュージシャンとして活動していた時期がある。
そのせいか、彼の造るワインはまるで音楽のよう!
ドレミファソラシドの音階の代わりに、
品種と醸造法の違う液体を組み合わせて一本のワインを造っている。
正直、意味不明(笑)なアッサンブラージュも多いが、
だからこそ魅力が詰まっているのもまた事実。
自然派ワインの地平線をも動かしそうなスタイルのワインを世に出したセバスチャン。
これからのエヴォリューションが楽しみな醸造家が誕生した!!