BMO輸入ワイン |
蔵元:アド・ヴィヌム/AD VINUM ワイン名:レヴァット 2016/LEVAT |
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タヴェルだけどタヴェルじゃない?!
商品No. | 3BOFR98-3-16 | 色 | ロゼ |
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産地 | フランス ラングドック |
品種:樹齢70年のグルナッシュ・ノワール45%、
樹齢70年サンソー45%
樹齢40年のクレレット 10%
土壌:石灰質土壌、ロースという白い石灰石。
タヴェルの土壌。砂質土壌。
畑:有機栽培、ぶどうは買っているがセバスチャンが手摘み収穫、
ラングロールのエリックの隣の畑。
エリックが教えてくれて買った葡萄。
醸造:グルナッシュとクレレットは混醸造。
サンソーは別で醸造。
除梗無し破砕無しの全房を3日間タンクで醸す。
プレスして古樽入れ。
アルコール発酵、マロラクティック発酵に熟成。
熟成:ブルゴーニュのフレデリック・コサールと
ジュラのガヌヴァの古樽を使用。
7カ月間熟成。サンソーとメインをブレンドしてボトリング。
元々タヴェルのアペラシオンでワインを造る予定だった。
そのためには収穫の際、ぶどうがタヴェルのものだと正式に
AOC宣言しないといけない。
グルナッシュとクレレットは認定されたが、
このキュべに元々入れるはずではなかったサンソーは、
タヴェルではなくコート・デュ・ローヌで認定。
しかしこの3セパージュのブレンドを試したら、
更においしかったため、混ぜることにした。
サンソーもタヴェルのぶどうだが、
上記の理由でタヴェルと名乗れないことに。
とはいえ、テロワールもぶどうも紛れもなくタヴェルなので、
キュべ名は「TAVEL」のアルファベットを反対にして書いた
「LEVAT」にした。
こうしてタヴェルだがタヴェルではないキュヴェ・レヴァットが生まれたのだ。
蔵元 |
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アド・ヴィヌム |
生産者名 |
セバスチャン・シャティヨン |
これからのエヴォリューションが楽しみな醸造家が誕生!
2016年、セバスチャン・シャティヨンによって、蔵元『アド・ヴィヌム』は立ち上げられた。
飛び抜けた発想と行動力、今までにこの世界にはいなかった
アーティスト感覚の才能をもった若者だ。
自然派ワインとの出会い
20代のころ、ロワールのルネ・モスのところで季節労働者のような形で
4年間ほど修行を積んだのち、世界トップ50のレストラン『シャトーブリアン』(パリ)で
シェフ・ソムリエをやっていた。
彼の功績は、シャトーブリアンの見事なワインセレクションを造りあげたことだろう。
ソムリエとして、ワインを探しに醸造家を訪問しているうちに、
ワイン造りに興味をもつように。
ノルマンディー地方の田舎出身のセバスチャンにとって、
環境の良いところで生き生きと自然派ワインを仲間たちと造っている
醸造家達の生き方に感動してしまった。
ワイン造りへの決意
もともとフットワークが軽く、なんでも勢いに身を任せて行動する彼が、
ワイン造りを決心したのが2015年~2016年にかけて。
ヴァランタンの隣村に引っ越してきて、最初はヴァランタンを手伝いながら、
ついに2016年にネゴス(買いブドウでワインを造るスタイル)を設立。
醸造家仲間からぶどうを買ってワインを造り始めた。
そして、忘れてはいけないのが彼のその人脈。
周りをマキコミ、大騒ぎをしていろいろとかき乱されるのだが、
この稀代の人たらしは、あらゆる自然派の生産者から非常に愛されている。
買いぶどうも、もちろん信頼できる生産者のものや
ラングロールのエリックに紹介してもらった畑のものを購入。
使用している樽はコサールやガヌヴァのもの。
セバスチャンのワインは南仏のワインでありながら、
どことなく涼しさを感じたり、産地不明感があるのはこの為だ。
さらに付け加えると、セバスチャンはルネ・モスで修行する前は、
パンク・ミュージシャンとして活動していた時期がある。
そのせいか、彼の造るワインはまるで音楽のよう!
ドレミファソラシドの音階の代わりに、
品種と醸造法の違う液体を組み合わせて一本のワインを造っている。
正直、意味不明(笑)なアッサンブラージュも多いが、
だからこそ魅力が詰まっているのもまた事実。
自然派ワインの地平線をも動かしそうなスタイルのワインを世に出したセバスチャン。
これからのエヴォリューションが楽しみな醸造家が誕生した!!