BMO 監修ワイン |
蔵元:アッカディーア/ACCADIA ワイン名:ヴェルディッキオ カントリ /VERDICCHIO CANTORI |
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華やかさNO.1の完成されたヴェルディッキオ
商品No. | KI14-4 | 色 | 白 |
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自然派カテゴリ | ビオロジック(オーガニック、有機農法) | ||
産地 | イタリア マルケ |
ヴェルディッキオ
コンソノの畑の上部に細かく分けられた3つの区画、トータル1ha。
砂質、粘土の柔らかい土壌。
タンク内で澱と共に7カ月熟成、瓶内で最低2カ月熟成。
他の区画よりも風が吹くので湿度が低い状態が保たれ、
ゆっくりとぶどうが熟す。カントリは「歌う」の意味。
こんなにもジューシーで
華やかなヴェルディッキオがあっただろうか。。。
ものすごいエネルギーがありながら、繊細。
喉を潤す心地よいミネラルとフィニッシュの後まで続くビターな余韻。
今までのヴェルディッキオに、さようなら!
蔵元 |
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アッカディーア |
生産者名 |
アンジェロ・アッカディーア |
マルケの魅力に導かれた芸術家が辿ったワイン造りへの道!
【自然と完全に調和したぶどう畑で小鳥は歌う♪
強烈に意識づけされる芸術家、アッカディーアの熟成ヴェルディッキオ!】
イタリア、マルケ州・アンコーナ県。
ここには、州が病害虫に関する細かいモニタリングを行い病害虫発生予報や発生状況が逐一生産者のもとに
届けられる仕組みがある。
土地の気候条件が許す範囲で出来る限り自然な農法を守るという、
至極当たり前だが基本的なことを、古くからしっかりと実践している州だ。
そんな地に導かれた芸術家、いや、生産者が一人。それが、アンジェロ・アッカディーアだ。
アンジェロ・アッカディーアは素晴らしい
ヴェルディッキオの造り手であるほかに現役の画家、彫刻家でもある。
1983年にそれまで暮らしていたロンバルディア州からこの土地の美しさに魅了され移住。
「こうなるべくして生きてきたから、運命としか言い様がない」―――アンジェロ氏
オリーブと穀物栽培、家畜の飼育と自家用ワインのぶどうを少量作りながら、
自然と共に暮らす生活を始めたアンジェロ氏。
当時のぶどう畑は他のマルケ州の農家がそうだった様に1ヘクタールに3列のみ。
だが、そのクオリティと言ったら!!
素晴らしいワインは仲間内でも評判になり「もっと造ってくれよ!」という声が後を絶たない!
ついに、1991年から本格的にワイン作りを開始した!!
畑、カーブ、醸造所には絵やオブジェが並ぶ。
まるで「森の美術館!?」という空間。
「美味しいワインを造るのはまさに創作活動、アート」と言うアンジェロ氏。
蔵元もエチケットも彼にとってはすべてが芸術なのだ。
ヴェルディッキオは品種自体ミネラル感があり、良く作れば長期熟成に向く品種。
30年ほど前、イタリアワインの白と言えばヴェルディッキオという時代があり、
この時、大量にワインを生産し世界中に輸出した。
この時代のヴェルディッキオは当然シャバシャバの水のようなワイン。
ヴェルディッキオの価値が下がってしまった。
そのイメージを覆そうとしている生産者の一人が、アッカディーア。
ヴェルディッキオにはイエージ、マテリカの2種類存在し、アッカディーアで栽培されているのはイエージ。
栽培エリアが違えば、味わいも違う。
マテリカは内陸の谷に囲まれた地形、イエージは海の気候で生まれる。
一般的にはイエージの方がマイルド、マテリカは力強くミネラルが強い。
アッカディーアは、イエージでありながら、マテリカの力強いミネラルも持ち合わせている。
有機認証は取得していないが、取り組んでいるのは自然農法と全く同じ。
大事なことは植物多様性。
ぶどう畑のそばには必ず森がある。他の植物があることで、動物や虫が住みつき連鎖が生まれる。
森の役割はもう一つ。近所の農園では、農薬をまいているところもまだあり、
空気中に飛散する農薬を防ぐ役割も果たしている。
生育中のぶどうの枝の中には鳥の巣があり、まるで歌声が聞こえてくるかのよう。
農薬をまかない自然な畑ならではの環境だが、アッカディーアの畑では当たり前の光景。